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ジェンダーリビールケーキ

妊活していた時に、『ジェンダーリビールケーキ』というものを知り、妊娠したらトライしてみたい!とずっと夢みていました。
性別が発覚した日に、早速やってみたのでそのことについて遡ってまとめます。


希望の性別

私たち夫婦は、夫はどちらかといえば男の子、私は女の子を希望していました。私の従兄弟が男兄弟で、飛び蹴りなど流血沙汰の激しい喧嘩が絶えなかった様子を私も見ているので、男の子兄弟は大変そうだ…と漠然と考えていました。
そんなこんなで妊活当初は、女の子が欲しくて、タイミングの時期を調整したり、ピンクゼリーを使っていた時期もありました(これについては、夫にも了承済み)。授かりにくいことがわかってからは、それどころではなくなり、もちろんやめましたが…。

不妊治療と不育症の治療を経て、やっと安定期になった今は、性別よりも健康で元気に生まれてくれることがなにより大切だと思っています。でもやっぱり「できれば女の子が良いなぁ…」とちょっと思ったり…。人間って、欲張りですね。


性別発覚

15w5dの検診では、まだよくわからず保留に。男の子は16wくらいで判明するとドクターから聞いていたので、正直ほっとしました。

おそらく今回で性別がわかるだろうなぁ…と思いながら向かった18w5dの妊婦健診。
ドクターがいつも通り「背骨があるね」「おぉ、2人とも元気だね」と説明しながら1人目のエコーをするなか、みえちゃいました。立派なゾウさん🐘。パオーン。
思わず「あ!!」と声をあげる私に、ドクターも「見えちゃった?」と。「できれば女の子が良いんですよね〜」と前回の検診でドクターに話していた私(同じような方、多いみたい💧)。ドクターもそのことを知っているので苦笑い。素人の私でも気づいた立派なゾウさん。なんと1人は男の子確定です。

引き続きエコーをしたもう1人は、なかなかお股を見せてくれない…。今回はもう無理かな…と思った時に、ドクターが「あらら?」と。「7〜8割の確率でこっちも男の子かも…」と。
え?2人とも男子?男兄弟???
「う、うそ〜!!」と私も動揺。移植前に、6日目胚盤胞は女の子の確率が高い、とまとめていた某クリニックの情報をみていたこともあり、正直なところ、どちらか一方は女の子である確率の方が高いと思っていました…。

ドクターは、「怪獣が2人だから、お母さんは大変だ〜」と苦笑い。私ももう笑うしかない。


まさかの両方男の子という結果に驚きはしましたし、女の子も育ててみたかったなぁ…という気持ちもまだまだありますが、思っていたよりすとんと受け止めることができました。
男女関係なく、大切な我が子には変わりないですしね。

…夫婦共々、双子男児の育児に向けて体力をつけなければ(笑)


ジェンダーリビールケーキ

健診からの帰宅後、早速ケーキ作り。
別日にしても良かったのですが、早く夫に伝えたかったので笑

個人的に、ケーキをカットしたら具がゴロゴロと出てくる…というタイプより、中の具は固定したいなぁ…と考えていました。カップケーキにしようか、シフォンケーキ、レアチーズタイプなど色々と考えましたが、シンプルにショートケーキにして、真ん中の生地は丸くくりぬき、そこに生クリームと具を入れることに。

我が家のジェンダーリビールケーキ🍰

生地は、15号で焼きました。女の子はゴールドキウイ、男の子はグリーンキウイに。
うっかり生クリームを立てすぎてしまって、少し分離してしまいました…。超初歩的なミスなのに、なぜか度々やらかしてしまいます。シンプルだけど、だからこそショートケーキは難しいですね。
カット面は撮り損ねましたが、スポンジを3等分して、2層目に使うスポンジはドーナツのように中央をくりぬきました。あとは、普通のショートケーキの容量で、それぞれの層にシロップを塗り(妊娠中なのでリキュールは避けました)、生クリームをサンド。この時に、外から具が見えないように、キウイはスポンジの層と層の間には入れませんでした。2層目のスポンジの穴の部分に、カットしたグリーンキウイと生クリームを入れて、その上に最後のスポンジを被せて、全体に生クリームでコーティングして仕上げました。


夫の反応

職場から帰宅した夫に「性別がわかったよ」と報告。ジェンダーリビールケーキの趣旨を伝えて、カットをお願いしました。

すると私の反応を見ていた夫が「男の子でしょ?なまこの表情でなんとなくわかった!」と。…う、鋭い。なんとなーく、苦笑気味な私の様子から勘づいたようです。

「いいからカットして!」と急かし、夫に包丁を渡しました。夫は「どっちかな〜」とニコニコしながらケーキをカットし、中から出てきたグリーキウイを見て、大笑い。流石に2人とも男の子だとは夫も思わなかったみたい。

「男の子も可愛いよ」と言ってくれる夫に、「そりゃそうだよ」と返答し、2人でケーキを食べながら、名前を考えました。

結局、名前はその場では決まりませんでしたが、なんとなくこんな感じの名前にしたいな…という基本的な方向性は2人とも同じでホッ。名前は親からの子への初めてのプレゼント。こんなところで揉めたくないです。思えば、1番初めに流産した子の名前も、私の中で考えていた案があって、夫が全く同じ名前を口にして驚いたことがありました。
名前を考えるって、とてもわくわくしますね。まだまだ時間はあるので、慌てずじっくり考えようと思います。




リアルでは、明日から20w。6ヶ月に入ります。
いつか性別がわかった日の話を我が子たちに話せる幸せな未来が訪れますように…。妊婦生活もあと数ヶ月。無事に産むぞ!

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