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抜毛症(トリコチロマニア)

みなさんは「抜毛症」という言葉聞いたことがありますか?
よく耳にするのは、「脱毛症」「円形脱毛症」が多いのではないでしょうか。

「抜毛症」は自然と抜けるのではなく、自分自身で髪の毛や眉毛を抜いてしまう1つの精神疾患です。

私は約10年間この抜毛症の症状が現在も続いています。

初めての抜毛症になったのは中学1年生の頃からです。
内向的で新しい環境が苦手な私は中学生活に馴染めずにいました。
部活は音楽が好きだったため、小学校の頃からの友達と吹奏楽部に入部し、私の通っていた中学校は吹奏楽部の強豪校でコンクールが近づく7月は休みが1か月丸っとありませんでした。
小学校から一気に生活が変わり心も体もゆっくり休めない日が続いていた時、母から

「あんた禿げてるよ」と。

そう言われた次の日から余計に気になってしまい、気づけば授業中机の下を見ると自分自身で抜いた大量の髪の毛が落ちていました。
部活の合奏中も髪の毛をひたすら抜き続け、周りにばれないように足で集めて端っこに寄せたりして。

高校、大学に入って環境が変わり、髪の毛を抜く数は少しづつ減ったものの抜毛症は治りませんでした。

新社会人になった年、慣れない環境、怒鳴り声が聞こえる職場、些細なことで注意されても泣いてしまう自分にとっては過酷で辛い日々が続きました。
彼氏に頼りっぱなしでしたが、そんな彼氏ともお別れの時が来てしまい自分の不甲斐なさや喪失感、劣等感色んな感情が私を襲い1日中髪の毛を抜いては髪の毛についた毛根を見て安心してまた抜いて…
仕事よりも髪の毛を抜きに出社しているかのような毎日を今も過ごしています。

周りの人に比べて考えぎてしまったり、不安が強かったり、頼ることが苦手な性格の人がなりやすいのかなと思っています。

同じ症状を持つ方がいましたらコメントやいいね頂けますと幸いです。
また、抜毛症は診療内科に受診するとどのような対応になるか知れたら嬉しいです。

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#新社会人 #ストレス #抜毛症 #脱毛症 #トリコチロマニア

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