#110　vs蜘蛛

こんばんわ。

蜘蛛が出た。

ぴょんぴょん飛ぶ小さいクモ。

糸を張らず飛んで移動するクモは益虫と教えられてきた。

だから大事にしなさいと。

だがそんな事はどうでもよい。

虫が嫌いな私からすると、益虫だろうが何だろうが虫は虫。

全ての虫が不快害虫になり得る。

不快害虫とは、ウデムシ・ゲジ・ヒヨケムシのように、害を与える訳ではないが見た目が気持ち悪いがゆえに害虫とされている虫の事である。

高校の情報の時間に不快害虫の動画を友達と検索しまくったのでそこら辺は詳しい。

結局、ティッシュケースの中に入ったところを見計らって、外で箱をひっくり返し事なきを得た。

にらみ合いは約10分間に及んだ。

子供の頃はセミやカマキリ、バッタなんか普通に触れたけど大人になった今は何も触れない。

そんな大人は多いと思う。

ゴキブリなんか出た日には家じゅう大騒ぎだ。

殺虫剤を一缶使い切る勢いで噴射しまくったり、熱湯をかけようと大量のお湯を沸かしたり、洗剤をまき散らしたり、耳が無いのに大声で威嚇してみたり。

親の仇のように鬼気として迫るその姿は日本全国の家庭で見れる光景だろう。

そんな日の為に虫網を買おう買おうと思っているが中々買えない。

面倒くさいから。

で、変な虫が出た時に後悔する。

備えあれば憂いなしとはずっと言われているが、実践はなかなか難しい。

クモの襲来でそう思った話。