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ナマケモノアート情報
東京都写真美術館で開催されている「恵比寿映像祭・時間を想像する」で、ナマケモノ映像が流れていという情報をゲットしたナマ研所長。早速現地へ調査に行ってきました。
上映されていたのは、ベン・リヴァースという作家の『いま、ついに!』(原題 "Now, at Last! "2019)という作品です。
内容としてはただ、ただ、40分間コスタリカの野生ナマケモノの映像が流れる(途中味変あり)という、ナマケラー(ナマケモノが好きでたまらない人の総称)にとっては垂涎映像なのですが、今回は写真美術館の映像の見せ方がとても素晴らしかった!!
今回の上映方法は、周りが仕切られた薄暗い部屋に、いくつかのビーズクッションが置いてあり、そこに座って映像をみるという単純なものなのですが…。
薄暗い部屋で聞こえてくるのは、虫の声や鳥のさえずりだけ。白黒映像で流れているナマケモノは、ほとんど動きません。たまに口元をかいかいと長い爪で搔くぐらい(それも可愛い)そこで突然映像はカラーになり、音楽(Unchained Melody)が流れ、ナマケモノは動いている?ん?動いてない??そしてまたいつものコスタリカのナマケモノの風景に。
そんな不思議な映像を、ビーズクッションにだらりんと座りながら映像をみていると、まるで自分がナマケモノになったかのような疑似体験ができるのです。これで会場がもう少しジメジメしていたら、確実にそこはコスタリカであたしはナマケモノ…。ここだけの話、所長も途中ちょっとだけナマケモノに変身してしまいました。
意味とか考えずにただ楽しめます!
こんな体験はなかなか出来ないと思いますので、もしお時間のある方は、行ってみてください!!
映像祭で流れている作品の、味変したところだけの映像がこちらで視聴できるのですが(Ben Rivers "Now, at Last!" (2019)
vimeo.com/320467431)、所長としては、会場でビーズクッションにだらりんと座って、40分間この映像をなにも考えず観ることで、よりナマケモノと一体化出来るのではないかと思います。
映像祭は23日まで。みんなでナマケモノ疑似体験しましょ🦥🤤
#ナマケモノ #アート #sloth #東京都写真美術館 #恵比寿映像祭