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昔から餃子作りは家族イベント

久しぶりに餃子を作った。

タネの作り方に特別こだわりはないが、
野菜多めの餃子の方が趣味である。

味付けは餃子の皮の袋に書いてある内容に則る。
だから毎回固定の味付けではない。

餃子を包む作業は多分得意な部類だ。

自分で言うのもなんだが、
手際よく包むことができるし、
綺麗にヒダを折れていると思う。

と言うのも、
小さい頃から餃子を包んできたからだ。

我が家では昔から、
餃子は家族みんなで包むという風習がある。

テーブルをみんなで囲み、
各々が各々のやり方で包んでいく。

パンパンに詰めたがる人もいれば、
綺麗にヒダを折ることに注力する人、
飽きたのかシュウマイみたいに整形する人もいる。

包み終わった餃子の並びを見ると、
多様な大きさの多様な形のものが並んでいる。

実家にいた頃は単なる作業にしか思っていなかった。

しかし、
一人暮らしをするようになって、
実家に帰って久しぶりに餃子を包むと案外楽しい。

こういうのを家族団欒と言うのだろうか。

この餃子作りにはだんだん新メンバーが加わる。

姉が結婚してその旦那さんが実家に来たとき、
旦那さんも一緒に餃子を包んだ。

自分が結婚して妻と実家に帰ったとき、
妻も加わって一緒に餃子を包んだ。

新たに家族になった人間は、
必然的にこの家族イベントに参加させられる。

姉夫婦の子供も大きくなってきたし、
そのうち餃子づくりに参加することだろう。

さて、
次に参加するのは誰になるだろう。

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