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野鳥観察記録_Ep.21 〜コガモ〜
今回はコガモ。
コガモというからにはカモの仲間である。
これまでカモというと、定番のカルガモくらいしか知らなかった。街中の公園でも、池があったりちょっとした川があればカルガモはそんなに珍しいものではない。
一方、コガモは街中でも見れるのだろうか。少なくとも今まで見た記憶はない。それは本当にいなかったのだろうか。その節もあるだろう。しかし、それよりもカルガモ以外のカモがいるという発想がなかったことも大きいのではないだろうか。
人間、知らなかったり、意識的に探そうとしないと、認識できないことがある。つまり、本当は何度かコガモがいる場所に居合わせたことがあったが、それを自分のレーダーで捉えられていなかったのではないだろうか。
野鳥を観察するようになってから、カモにもたくさん種類があることを知った。これからは、カモを見つけたとしても、単に漠然とカモと処理せずにどんな種類のカモなのか、という点に一歩踏み込んで観察することができるだろう。
カモ達の中にはエクリプスといって、本来鮮やかな色をしている冬鳥のオスであっても日本に渡来してしばらくは控えめな色味をしていることがあるらしい。さも、メスかのように。こういった違いを見分けるのも観察の楽しみにできるのではないだろうか。