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カフェでのリモートワーク中に気づいたこと 人の「気配」で疲れる理由

夏休み期間中は、娘が8時から17時くらいまで受験勉強(夜は塾へ)をしているため、わたしは午前中だけカフェで仕事をして午後は帰宅したり、朝から会社やコワーキングスペースで仕事したりと、お互いの集中力維持のためにもできるだけ1つ空間に長時間いないようにしています。

今年の夏は8月31日まで東京の緊急事態宣言が延長されたこともあり、リモートワーク環境の確保はとても大切。日々、いろいろな場所での働き方を試しています。

わたしは平日の午前中はカフェで作業することが多いのですが、いくつかのカフェを巡って働いてみて改めて、
「自分以外の人の気配が思っている以上に気になるし、疲れる」
ということに気がつきました。

具体的には…

・席についてからの支度の動作
荷物をカバンから取り出してパソコンやケーブルなどを配置するときのなんだか「どたばた」した気配が気になることがあります。
・作業しながらのため息
隣の席で何度もため息をつかれるとちょっと嫌です…音としてはとても小さいはずなのですが、なぜか破壊力があります。
・食べる気配
自分が食べるスピードがあまり速くはないからか、せわしなく飲み食いする人が近くにいると焦ってしまいます。
・頭や体などどこかをかきつづける動き
その方が考え込んだときの癖なのだと思うのですが、頭や体を激しくかきむしっている様子が視界に入ってしまうと正直気になります。
・キーボードを激しくたたきまくる音
時々、すさまじい勢いでキーボードを打っている人がいますが、もう少しだけやさしく打ってください…と思います。
・ひとりごと
このnoteで、ひとりごとのメリットについて記事を書いたことがあるわたしも、さすがにカフェではひとりごとは言いません。ひとりごとは、やはり気になるNo1.です。
・電話やオンラインミーティングの声
リモートワーク中ということもあり仕事の電話もかかってくるのでしょうが…席でずっと大きい声で話されると、ちょっとつらいなと思います。


これらはすべて、ある日3時間ほど過ごしたカフェで感じて気になった周囲の人の音や気配です。
とはいえ、カフェという場所での過ごし方は(ある程度の範囲で)自由。嫌だったら自分が出ればいいだけなので、「あ~、今日はちょっとにぎやかな日だったな」と思いながら、予定通り昼過ぎまで仕事をして帰宅しました。


今回のことで、自分の気配も人をイライラさせることがあるんだろうな、と改めて見直すいいきっかけになりました。

コロナ禍以降、周囲に人がほとんどいない環境(自宅、出社しても無人の会議室など)で仕事をすることが増えたため、自分の「気配」についてあまり気遣えなくなっているかもしれないと思ったのです。

「今の自分の気配は、周囲の人にとって嫌なものになってないだろうか」
「周囲にいる人を疲れさせていないだろうか」
と、通勤電車やコワーキングスペースなどにいるときなどに定期的に確認するようになりました。