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妄想の力で、いつかひとり旅を
今、わたしがひそかに目標にしているのは、
ひとり旅ができるようになること
です。
これは、子どもがいるから家をあけられない、という理由ではなく…
「気軽にひとり旅に行けるメンタルを身につけたい」
という目標です。
わたしの日々は、娘といないときは基本的にひとり。仕事もリモートワークなので、平日の日中もひとり。週末も娘といるか、ひとり。ほぼひとり。
もちろん、仕事でもプライベートでも、自宅の半径3キロ範囲で過ごすひとり時間は、本当に大好きな時間です。
ただ、このままだと老後までずっと、この範囲の中で生きてしまいそう…。
もう少し行動範囲を広げて、ひとりで行く場所や過ごし方のパターンを少しずつ増やしたいと思っています。
そのために、きたる50代に向けてこんな本を読みました。
この本を読んだだけでも、ひとり旅で行きたい所がたくさんできました。
これから、まだ行ったことのない県をできるだけ制覇したいな、と思っています。
これまで行ったことがあるのは、東京、神奈川、茨城、千葉、埼玉、山梨、京都、大阪、奈良、福岡、宮城。
残り36(道)県に行くためには、年に2県くらいのペースで行く必要が…。健康寿命を考えると、案外時間がない気がして焦ってきました。
行きたい(行ける)ときにタイミングよく気軽に旅行に誘える友人はほとんどいないので、やはりそろそろひとり旅デビューをしておきたい!
でも、いざひとり旅か…と考えると、出不精なわたしの重い腰はなかなか上がりそうにありません。
そして、行ったとしてもホテルに引きこもってのんびりして終わる自分も容易に想像できます。
ひとり旅に行けるようになるために、ここで妄想の力を借りることにしました。
わたしは日々、困ったことがあると妄想でなんとか乗り切ろうとするクセがあります。
過去記事を検索してみたら、「妄想」ネタが思っていた以上に多くて自分で自分に少し引きました…。
たとえば、
部屋が片づかないので妄想でお客さまを呼んでみたり。
仕事がつらくなって妄想で退職メールを書いてみたり。
子どもが家にいる夏休み。家事がつらくなり妄想で有休をとってみたり。
買い物のときに店員さんに声をかけられるのが苦手で、解決策を妄想してみたり。
…話を戻します。
ひとり旅ができるようになるために、妄想の力を借ります。
行きの新幹線では、
「これからわたしは遠方の友人に会いに行く」
または、
「行き先の県で友人と待ち合わせしている」
つもりで行動しようと思います。
そして、旅先でご飯を食べるときは、
「現地にいる友だちとこれから会う」
と妄想すれば、1時間くらいは頑張れそう。
これは、コロナ禍前に同僚と飲む予定があるとき、先にお店に着いてしまい、仕事の都合で遅れた相手を待ちながら約1時間、ひとり飲みができた経験に基づいています。あのパターンならできる気がする!
少しずつ、ひとり旅へのハードルが下がってきました。
娘の受験が無事に終わった来年からひとり旅ができるよう、「妄想ひとり旅」の練習を続けておくつもりです。