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リモートワークは、自分の心に住んでいる「なまけたい気持ち」との戦い

リモートワーク中心の生活になってから約一年半。
わたしは前よりこまめに、自分の中にある
「ちょっとラクをしちゃおうかな」
「これくらいならなまけてもいいだろう」
などの、「なまけたい気持ち」と向き合うようになりました。

そして、わたしはズルやラクをしたい気持ちを完全になくして生きることは簡単にはできないと思っています。では、どこまでならわたしはわたしのズルを許せるかしら…? とこまめに自問自答しています。

自宅でのリモートワークは特に、ある意味やりたい放題です。
顔を洗っていなくても、ノーメイクでも、服装がものすごく部屋着でも、お菓子を延々食べながら仕事をしても、ちょっと昼寝をしても、お昼休みなどの休憩を少し長めにとっても、延々と家を片づけたり掃除したりしていても、同僚や上司にわかることはありません。だって、Zoomなどをつながない限り、相手からは見えないから
出社していたときも、オフィスの椅子などで仮眠をとり過ぎている人を時々見かけました。また、電気も消え、中に人の気配がない「開かずのトイレ」ができていて、「これは…寝てるな」と思ったこともあります。
とはいえ、会社にいるときは、周囲からの視線などの抑止力がある程度働いていたような気がします。

わたしの職場では、仕事の開始・終了時間や昼休みの時間がかなり自由です。わたしは朝型なので7時くらいからゆるやかに仕事を始め、11時半くらいに少し早めのお昼ご飯、そして18時~19時くらいには仕事を終えることが多いです。一方、同僚や上司など、ほとんどの人は9時半〜10時からスタートして、20時~21時くらいまで働いています。
そのため、極端に言えば、その「お互いの仕事時間が重なり合わない時間帯」は特に、相手が何をしているかはまったくわからないわけです。

とはいえ、サボったことは絶対に自分にだけはわかります。
わたしはこれまで、ここまで長い期間、
「誰にも見られていない環境でどこまでサボらずにいられるか」
ということを意識して過ごした日々はないかもしれません…。受験生のときはそうだった気がしますが、それでも1年で終わったし!

自宅でのリモートワークでは、出社していたときにはあった、
・通勤や会議室間の移動中
・ちょっとおやつやコーヒーを買いに
・社内で会った同僚などと雑談タイム
など、合間の休憩時間がほとんどありません。

朝から夜まで、ひたすらに自宅の机に向かい続けることができてしまう自宅リモートワーク生活では、より意識して、自分をどのくらい甘やかしていいのか、どのくらい厳しくするのかをしっかり決めなくてはいけません

そして、自宅にいるからこそ、合間にやろうと思えばできてしまう「家事」とのつきあい方も悩みの種
わたしは勤務時間中に家事をすることにも少し罪悪感があるので、朝、仕事を始める前に夕飯の仕込みをしたり、掃除や洗濯を終わらせるようにしています。また、休憩として「あえて」仕事の合間に掃除や片づけをすることもありますが、5~10分で終わらせると決めています。決めておくことで、その時間内でできる家事しかやらないという制限ができるので、「どこまでやるか」迷わなくてすみます。

そして、いろいろな試行錯誤、トライ&エラーを繰り返した結果、わたしの自宅オフィスにおける「罪悪感レベル」はこんな感じになりました。

レベル1:休憩としてではなく、罪悪感なくできること

・トイレ
これはむしろ、自宅にいる時の方が我慢してしまいがちです…。
・昼ご飯を食べる
仕事をしながら食べることもありますが、意識して一度会社のPCからは離れて、隣にある自分のPCでドラマなどを見ます!
・おやつを食べる
仕事中のおやつは大事なやる気の源。
・仕事をしながら水やコーヒー、お茶などを飲む(いれるために立つ)
わたしがコーヒーを飲む時間は週1、2回ほど。「この仕事を終わらせたら飲むぞ!」と楽しみにしています。
・掃除&食器洗い
5分以内であればOKとしています。5分あれば、「トイレだけ」「玄関だけ」「脱衣所だけ」くらいの小さい掃除には十分です。

レベル2:ちょっと罪悪感があること(昼休みや少し長めの休憩を利用)

・夕飯の支度
平日の夕飯づくりは20分以内と決め、それ以内ならOKとしています。
・うさぎの小屋の掃除
うさぎを一度小屋から出して掃除をするので、昼間は寝ていたいうさぎに怒られることも。機嫌が良く? 10分以内で終わりそうなときはさっとやってしまいます。
・頭痛など体調が悪いときの仮眠
頭痛や腹痛などを我慢し続けても効率が落ちるだけなので、薬を飲んでアラームをかけて15分ほど寝ます。ここについては、わたしは自分に甘いです。

レベル3:かなり罪悪感があること(昼休みや少し長めの休憩を利用)

・お昼ご飯を買いに行く
本当に家になにもない! 納豆もない! という時はダッシュで近所のスーパーかパン屋へ走ります。
・食材を買いにスーパーへ行く
昼休みも仕事が立て込んでいて、どうしても買い出しに行けなかったときは、食べ盛りの娘もいるのであきらめてUberに頼ってしまうことも…。

今回は、自分の「なまけたい気持ち」を整理してみました。
これはあくまでもわたしの基準なので、人それぞれ違うと思います。
わたしにとって「けっこうなまけてる」と感じることが、他の人にとっては違うかもしれないし、その逆もあるかもしれない。
いつか同僚ともう少し会えるようになったら、みんなのリモートワーク中の罪悪感レベルについても聞いてみたいです。