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対人関係で消耗している方に読んで欲しいテクニック3選


毎日いろんな立場の人と関わるのがシンドイ....


こう言った悩みに答えます。


この記事を読むことで、仕事場で遭遇する上司との問題や、ミスを犯したときの対処法などがわかると思います。


それでは、さっそく見ていきましょう。

①理不尽な上司には
”相手の一貫性(こだわり)を理解する“



いきなりですが、次のストーリーに出てくる
@猫太は何に対して一貫性を持っているのか推測してみてください。

11/14
@あーちゃん
「私の上司マジで話が通じない。
 だれか助けて〜🤣」
@猫太
「そんな上司がいるの⁉︎
 その人絶対頭が悪いダメ人間だよ。」
11/26
@ゆり
「数学マジでわかんない。私の数学の先生マジ
 で教えるの下手っぴ。」
@猫太
「話が通じないならわかるまで教えてあげるべ
 きだと思う。その先生最悪だな。」

前半の方では「話が通じない人は頭が悪いからダメだ」と言っているのに対し、後半では
「話が通じないならわかるまで教えてあげるべきだ」と言っています。


この猫太はただ欲求不満をぶちまけたいだけなのでしょうか?しかしよく見てみると、女性の言ったことを擁護しようとしています。


つまりこの猫太は女性を守れる男を演じたいという一貫性があったのです。


人間は合理的ではないと言われていますが、
本当は自分の持つ一貫性においては超合理的
なのです。


たとえば会議にいつも遅れてくる上司が、部下の遅刻には超厳しい。よくある光景ですね。


しかしこの上司は部下の遅刻そのものに怒っているのではなく、上司は部下に尊敬されるものだという一貫性を持っている可能性があります


この場合「遅れてすみませんでした!」は逆効果です。上司は「そういうことじゃないだろ」とさらに怒ってくる。

むしろ、

部下「前の会議がなかなか終わらなかったので
   抜け出してきました!」

というように、前の会議よりも上司が大事だということをアピールすれば自尊心が高められ、
怒るどころか喜ぶかもしれません。


もっというと、上司が会議に遅れてくるのも、部下を待たせることで自分が尊敬されていることを実感しようとしているのかもしれない。


こういう上司は尊敬されることを喜ぶので、
「いつも忙しそうで大変ですね。すごいと思い
 ます。」と言ってやるとOKです。

②自分の話を聞いてもらえないなら
 “相手の話を聞いてやる”


まず次の問いについて一緒に考えてみましょう

問い
たとえばあなたの話をさえぎってまで、ひたすら自分の彼氏の自慢話ばかりする人がいたとします。あなたはその人の話を聞きたいと思いますか?


僕だったら無視します。せっかく自分が一生懸命考えて作った物語を破壊して相手の世界を押しつけられているのですから。相手の尻拭いを無料でやっているのと同じです。


このように相手を理解しようとせず自分の話ばかり押し付ける人は、他人から理解してもらえません。


ではどのようにして相手を理解するかと言うと

相槌を除き絶対に相手の話をさえぎらないことです。


答えはシンプルですが、これはあまり簡単なことではありません。なぜなら、相手の言い分を理解しながら自分の言いたいことを考えるのは、脳が疲れるからです。



言いたいことを我慢するのは欲求不満につながりストレスもたまります。そこで紹介したいのが、「Yes,and法」です。

これは相手の言い分を肯定したと思わせてから自分の意見を聞いてもらうテクニックです。
たとえば、

上司「今度うちの会社で3億円が当たるキャン
   ペーンをやろうと思うんだけど」

A 「なるほど(Yes)、面白そうですね。
   あと(And)、予算の方も考えて決めてい   
   きましょう」 

上司「うん、それも大事だ」


ここでポイントとなるのが、
「なるほど、でも予算が」
ではなく、
「なるほど。あと予算が」
と言ったことです。このたった2文字の違いで印象が大きく変わります。「And」の例としては「さらに・念のため・ついでに」などがあります。


相手のことを理解したいけど脳がパンクしそうな時は「Yes,And法」をぜひ。

③失敗を報告するのが怖いときには
 “PNP法を使うべし”


自分の失敗を報告するのは気持ちの良いものではありません。怒られると評価が下がってしまうので当然です。


しかしこの題名でもお伝えした通り、
「PNP(ポジネガポジ)法」を使うと自分の評価
を下げることなく、失敗を報告できます。


これはネガティブな情報を、ポジティブな情報でサンドウィッチするテクニックです。


たとえば見積書にミスがあった場合には

「昨日のA社との打ち合わせですが、A社の
 〇〇様は大満足していました。(ポジ)
 
 ただ、そのときに出した見積書の金額が間違
 っていました(ネガ)

 ここで決済が降りてしまうと取り返しがつか
 なかったのですが、まだ担当者レベルなので
 今すぐ出直します。(ポジ)

ここでは「間違っていました」で終わるのではなく、最後にポジで締めることで相手には良い印象が強く残ります。


心理学でも、ヒトは最初と最後の出来事が記憶に残りやすいと言われています。


余談ですが、一部の医者は患者に深刻な診断結果を伝えるときに、このPNP法を使っているといいます。


○おまけ
“あの人のことが気になる...”


初対面の相手と仲良くなりたいときに有効な手段があります。それは相手の名前を頻繁に呼ぶことです。


人が言われて嬉しい言葉は自分の名前です。
僕も自分の名前が呼ばれたら、即座に反応してしまいます。


もちろん呼び過ぎるのはいけませんが、「取引先の相手と仲良くなりたい」と思っていたら、この方法を使うのもアリだと思います。


人の名前はいくらでも無料で呼べますので、
ぜひ明日から実践してみてはどうでしょう。



ここまで3(+1)コのテクニックをお話ししました。ここまで読んでくださったということは、
もう知識は十分備わっています。あとは実践するかどうかです。


もちろん、人間の性格は70億のパターンがあるので、それぞれに合った対処法があります。人間関係はある程度はやり直しが効くものなので
失敗と実践を繰り返しながら仲を深めていってください。

ここまでご覧頂き、ありがとうございました🙇‍♂️

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