何もかもじゃなく、土曜日の仕事の前の憂鬱な夜に 2023.5.26
音楽にまつわる小説を読んでいる。
ふと思う。
音楽って、なんだ?
なんで楽曲ってのができたんだろう。
コンクールでみんなが同じ課題曲を弾いて評価されるって、一体なんなんだ?
誰かが創ったものを記録して多くの人がそれをなぞって演奏するって、当たり前のようで当たり前じゃない。
自然の音が人によって音楽になる。
作曲家と呼ばれる人たちは好きな音をどう組み合わせたら心地いいかを考えていたのかな。
情報だけじゃなく、表現も溢れているんだな。
どうしても表現しなきゃ生きていけない人だけが表現者になる時代じゃない。
むしろ表現しならなきゃいけない空気を感じる時代。
なんとなく、イヤだな。
こんな時代だからこそ、自己満足を大切にしよう。
なんでこんなことやってんだろうって思う。
でももうイヤだ!ってとこまではきていない。
だからもう少し、続けてみる。
その先にある景色を見てみたいから。
こんなことを思うのはきっと憂鬱な土曜日の仕事のせいだ。