MANGA ART HOTELに泊まってきました!レポ
ひょんなことから東京一人旅(これについては後日公開予定)をすることになった新米。安くて面白い宿を探して当初はBOOK AND BED TOKYOを検討するも、フォロワーさんからこんなリプライを頂く。
MANGA ART HOTELとは?
多くのオフィスビルや飲食店が立ち並ぶ千代田区は神田錦町。そのビル群の一つ、4階と5階のフロアにそのホテルはあります。
エレベーターを降り、オートロックの扉を開ければ目の前に広がるはマンガたち……。
「漫泊=一晩中マンガ体験」というコンセプトのもとに作られた空間には「漫画は広義のアート」の観点で選ばれた約5,000冊の作品が所狭しと並べられています。その間を縫うように組み込まれた秘密基地のような空間がそれぞれの客室です。
部屋の広さは通常のカプセルホテルと同じくらい。狭いところが好きな新米にとっては終始ワクワクが止まらない空間です。
部屋には小さなカウンターと貴重品用の金庫、コンセント口が2つ、照明が備え付けられています。各部屋は遮光カーテンで仕切られていてプライベートが確保できる仕様になっています。ハンガーも各部屋にあるのでジャケットなど皺を付けたくない服装の方も安心。またそれぞれの客室下に荷物置きスペースが確保されているので旅の荷物が多い方にも優しい設計です。
部屋の作り的に少し暑く感じるかな、とも思ったのですが、布団を被っても大丈夫なくらい快適だったのもポイントが高かったです。
今回私が泊ったのは下の段の部屋でしたが、梯子を使って登る上の段の部屋も心を擽られました!まさに本屋さんに作られた秘密基地です。
フロアの一番奥には明るいテラス席もあって、外の風を感じながらマンガを読むというアウトドア系インドアな楽しみ方もできます。(なお新米はインドア系インドア派なのでひたすら自分のねぐらでマンガを楽しんでおりました)
館内の設備はシャワールームとトイレ、洗面所が各フロアで共用になっています。サニタリースペースは白を基調にした各設備と柔らかな色調の天然木製フローリングが清潔感溢れる空間を演出しています。
トイレやシャワー室が綺麗なのも嬉しいです。シャワー室の写真は撮り損ねましたが、シャンプーとコンデショナー、ボディソープが常備されているので身軽で宿泊することができました。
個人的に有難かったのはチェックアウト時間。通常の一般的なホテルだと10時にチェックアウトが基本だと思うのですが、MANGA ART HOTELでは11時がチェックアウト。しかも+500円で最大1時間延長ができるので、「このマンガの続きが気になる……!」と思っても大丈夫。私は12時まで思う存分マンガを読みまくっていました(笑)
「こんなに種類があったらどのマンガを読めばいいか迷っちゃう!」という方は、ぜひスタッフさんに相談してみるのも良きです。ちなみに今回私が宿泊した時にいたスタッフのお兄さんがオススメしてくれたのが上の2作品。どちらも違った方面から刺さってくる系で大変面白く読了しました。(お兄さんとは他にもマンガの趣味が合って楽しくお話させて頂きました!マンガが好きな人は最高)
さらに置かれた作品の一つ一つに紹介文が添えられているので、それらを見ながら自分好みのマンガを発掘する楽しさも体験することができます。
宿泊料金は時期や曜日によっても変動しますが、一泊一人利用でおおむね¥2500~¥3000代くらいでしょうか。今回私は平日に宿泊したので¥2600(なお延長料は別途)でした。予約はMANGA ART HOTEL公式ホームページからも飛べるBooking.comからどうぞ。(こんな風に紹介していますが私にはいっさいマージンなどは入りません笑)
カプセルホテルと聞くとどことなく閉鎖的な空間をイメージしてしまいがちだったのですが、今回新しいタイプのカプセル型ホテルに泊まってみて、そのイメージがすっかり変わりました。(私はこのホテルを定宿にしたいくらい気に入りました)
2020年には東京オリンピックも始まる中で、従来のホテルや旅館などとは一味違った宿泊施設が本当に増えているんだなぁと実感できた一泊でした。
今度泊まる時は連泊できたらなぁ……。おしまい!
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