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戦略的ご自愛のすすめ

わたしはここ数年、自分の生活を見つめなおし「ご自愛」というライフスタイルを実践してきました。実はTwitterでもこっそりプロフィール欄に「チームご自愛」と書いています(メンバー募集中)
今回はご自愛ライフスタイルを広めるべく、チームご自愛のメンバーを増やすべく、記事を書くことにしました。

ご自愛とは?

ご自愛を調べるとまず出てくるのは「ご自愛ください」という手紙等に使われるあいさつ言葉です。このことから基本的には相手に対して、相手を気遣う気持ちで「ご自身の心身を大事にされてくださいね」という声かけとして使われる言葉だということがわかります。わたしがここで使っている「ご自愛」はそれとは少し意味合いが異なってきます。

私がここで使っている「ご自愛」は特定の相手がいるわけでもなく、手紙に認めるわけでもありません。先ほどの定義に照らしてみれば、自分が自分に対して「ご自身の心身を大事にされてくださいね」という声かけをするとでもいえば分かりやすいでしょうか。

私はご自愛を「自分の内なる声を聴く(受け止める)」ことだ、と考えています。たとえば私は酒を飲む習慣がありません。しかし付き合いで飲み会に参加をすることはあります。
幹事が「みなさん、乾杯はビールでいいですか?」と声を掛けたとします。そのときに私は自分の身体と心の声を聞いて「ジンジャエールでお願いします!」と元気よく言います。
これは自分勝手なふるまいでしょうか?たしかに場の空気はいったん乱れるかもしれませんが、また元の空気に戻るはずです。自分勝手なふるまいではないかと感じることの多くは自分で自分が作り出した「自意識の過剰」でしかないと思っています。(万が一、周りに「最初の一杯はビールなのに別のものを頼むなんて自分勝手だ!」と思う人がいたならば、切り捨てましょう。)

さて、先ほどのような乾杯キャンセルをし続けていると「みなさん、乾杯はビールでいいですか?」がなくなってきて「○○さんは何にする?」と声をかけてくれるようになります。そうすると自分以外にもソフトドリンクで乾杯する人や、ビール以外のアルコールで乾杯をする人もちらほら出てきます。こうやって自分のちょっとした勇気、ご自愛をすることが、他の人のご自愛にも繋がっていくのです。ご自愛は連鎖していきます。

ここでは私の例で飲み会の話を挙げましたが、他にもこういったタイミングはあると思います。まずは周りの空気に流されて、無理をしてしまわないこと。そのためには一度立ち止まって自分の内なる声を聴いて、少し勇気を出して行動をすることが重要です。
勇気を出して行動することは大変だし、面倒だから流されたほうがましと思う人もいるかもしれません。それでも長期的にみればきっとプラスに働くと私は思っています。自分の心を裏切ることがなくなり、自己肯定感も上がっていくのですから。
一回勇気を振り絞って行動すれば、あとは二、三回と行動することで、それが自分の「キャラ」として周りの人たちに認知されていきます。
そうすればもうしめたもので、自分の生活は無理をしなくていい、ゆるやかな方向に進んでいくはずです。

なんだか胡散臭いステートメントになってしまいましたが、みなさんも無理せず自分を大切に日々を送ってくれればいいなと思います。チームご自愛の一員として、いつかみなさんのご自愛ライフを聞ければうれしいです。それでは。

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