何も思い浮かばず、ただ沈黙
自分がnoteを書き始めたのは
二つ理由がある。
一つは自分の若かりし思い出を記録するため。
もう一つは人にわかりやすい文章を書けるように
するための練習である。
そういえば今日、面白いnoteを読んだ。
僕よりも少し先輩の方が書かれたものだ。
『この割れ切った世界の片隅で』という
興味そそられる意味深なタイトル。
そして文全体から感じられる知的さと情熱。
そこには今のこの国の人々の現状が
はっきりと書かれていた。
自分は読んでいて
とても心が痛かった。
いままで自分が思っていたことすべてが
はっきりと書かれていたからだ。
見えない檻の中で「ふつう」というレッテルを
無意識に貼り付けられ、まるで機械のパーツ
の一部のように生かせられる人生。
そしてその人生に対して何の疑問ももたない
まわりの同級生。
全てが日常であり、すべてが「ふつう」である。
だがどこかおかしくて、でもそれがわからない。
可能性が閉ざされた世界と可能性しかない世界。
すべてが鮮明に書かれていた。
いつかもう一度このnoteを読もうと思う。
この世界の残酷さを思い返すために。
何も思い浮かばず、ただ沈黙。