最初の記憶
平日の昼に、母と母の妹と自分でマンションに入る
母親が鍵を使って扉を開ける
初めてマンションに入ったのもこの時かもしれない
ここから覚えていることは3つだけ
・私が大きなベッドの上をジャンプしていると、母親が下の人に迷惑だからやめてと言われる
・キッチンには空の炊飯器がある。釜の中に米粒がたくさんついている。母親がそれをみて、水につけとかな、ほんまアホや、みたいなことを私にいう。頷く。私はここが誰の部屋か知らないので、何も言えない。
・赤いキティちゃんの弁当箱を持って帰る。私のものらしい。
この辺は少し曖昧だが、住んでいる家に帰って、「これ、私のお弁当箱やねん。」と祖母に言った気もする。
もっとしばらくして、幼稚園に入ることになったのだが、そこでその赤いキティちゃんのお弁当箱を使うのだと思っていたら、私にはまだこれはでかいと言われ、小さいお弁当箱を使うことになった。
もっともっとしばらくして、あ、あの時行ったのは父親の家だ、ってなった。(または父と母が住んでた家?)
もっともっともっとしばらくして、弁当箱を使うことになった。
その時にはもう高校生だった。
弁当箱はもうすでに小さくて、3年間足りなかった。
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