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ユーザーインタビューの練習をしてみて

最近始めたユーザーインタビューの練習に関しての感想を、忘れないうちにメモ。

GUILDさんの勉強会「#01 THE GUILD勉強会 〜ユーザーインタビュー設計」には抽選漏れ。。。
悲しかったけれど、noteを書いてくれる方がたくさんいると思うので、そちらで学ぼうと思いつつ、ユーザーインタビューの練習をして感じたことを、初めてのnoteに書いてみる。

1:話しやすい同僚と

同僚のメンバーと、こちらの記事を参考に、3人一組になってインタビュー練習を開始。
インタビューされる人の、人となりや、今まで知らなかった意外な一面を引き出すという目的で、「わたしはこんな人」というテーマに決定。
それぞれ用意した質問で、3人で順番にぐるぐるインタビュー。

意識したところとしては、

・とにかくイエス・ノーで答えられてしまわない問いかけにする。
・「どのような感じですか」「どれくらいの〇〇ですか」という風に具体的に広げ、なるべく相手に話してもらう時間を増やす。

お互いのフィードバックで気付いたことは、

・問いかけが分かりづらく失敗したなって時には、聞き方を少し変えてみて流れを途切れさせない。
・ちょっと褒めてもらうと話しやすくなったり、和やかになる。
多少の沈黙で相手の答えを引き出せる時もある。など。

「109」でアルバイトをしていたということを初めて知り、さらにそこでのエピソードがとても新鮮だった。

2:話すのが得意ではない家族と

口ベタというほどではないけれど、普段あまり自分のことを喋りたがらない家族に、インタビューの練習をはじめる。

▼1日目

まず「どんな仕事をしているのですか?」という質問から始める。
尊敬している上司の話になり、どこがすごいと思っているのか、どこを取り入れたいのか、結果として将来どうなりたいかを探る、という道筋で質問を繰り返す。

最初はなぜか相手が、ちょっとウザいキャラになりきっていて、返答も「そんなこともわからないの?」というていで返してくる。
そんな際は、よしきた!とばかりに、すみません教えてくださいという「弟子入りパターン」で応戦。

この日は、相手の仕事環境がなんとなく見えた。
お喋り上手な上司の会話力を得て、クライアントに相談してもらいやすい立ち回りをしたいということが知れた形で終了。

2日目

だいぶ慣れてきたトータル3回目。
今回、思わずたくさんの情報を得られた

たった一つの質問から広がっていき、仲の良い友達の話の流れになる。
「どんなきっかけで仲良くなったのですか?」と普通に聞いただけだと、簡潔に「なんとなく自然に」と、一度答えられてしまったけれど。
「場所はどこで?」「どんな状況で?」「どちらから話しかけた?」など深掘りしていくことで、具体的な情景が浮かび始める

その頃から相手は自ら乗り気になって話し始めたように感じた。
ちょっと空気が変わった感じがして、おそらく相手が思い出して、頭に描いている過去の情景が、わたしの頭にもありありと浮かんできた
相手はその時間にタイムスリップしたかのように見えた。

驚きだったのは、普段わたしのおしゃべりから逃げている相手が、用事をしながら質問を続けるわたしを、むしろ追いかけて答えていることに気づく。

人は自分のことを話すのが好きであり、なにか波に乗ったら、普段あまり話好きでなくとも、スイッチが入って能動的に話し始めるのかもしれない。

わたしの知らなかった相手の中高時代の生活がものすごく鮮明に共有されて、まるで私が体験したかのような気持ちになり、インタビューの可能性、というか面白さを感じた。

まだ業務に活かせてないのできっといろんな失敗にぶち当たり、気づくのだろうけど、ユーザーの行動を自分ごとにできる気がしたし、ストーリーの元になるように感じた。

インタビューされる側の感想としては「最初は面倒だったけれど、頷きながら聞いてくれる様子にだんだん楽しくなってきた。」と。
思い出した過去に想いを馳せ、卒業してから一度もあっていない友人がどうしてるか気になってきたという。

3日目

調子に乗った私は3日連続でインタビュー。
だけどいい加減飽きてきたのであろう相手の答えは、非常に適当→強制終了。そろそろ相手を変える必要を感じた笑(失敗)

きっとインタビューに答える側の苦痛にも気づかないといけないし、相手の話しやすいテーマばかりではないかも知れない。
相手が話していて楽しい話題であれば良いけれど、そうではないネガティヴなものであった場合のインタビューは、こちらの対応もまた変えていかなければいけないのだと思う。

やってみて思ったのは、最初に思ったよりはうまくいかないし、練習の積み重ねは大事だということ。
相手の話を聞きながら次の質問を考えるのが、とても難しいと思っていたけれど、回数を重ねれば確実に少しづつできるようになってきたように思う。
だから、やればやるほどに上手になれる。
そんなインタビューの可能性をとても感じたここ数日でした。

参考本

ちなみに参考に読んだ本は、こちら。


もっとUXについて勉強していきたい。

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