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朝活でモーニングページを1か月ほどやってみた結果
ある日YouTubeを見ていて出会った岡田斗司夫氏の切り抜き動画。
これ…かな…?
改めて探したら切り抜きチャンネルがたくさんあってどれを見たのかちょっと思い出せないですね…。
まあどの切り抜きでもいいのですが、
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
という本を紹介している動画を観ました。
モーニングページという朝のルーティンワークについてのお話です。
これは脳の排水とも言える作業で、
頭の中のモヤモヤをすべて文章にして
吐き出してしまうという作業。
A4のノート3ページにわたって
ひたすら頭に浮かんだことを文字にして綴っていくのです。
モーニングページを毎朝書くことで
自分の感情や思考を整理し、
心の負担を減らすことができるとされています。
古来より人間が生き残るためには理性的な判断を行い、合理的に動くことが有利でした。
例えば危険が迫ったときは回避をする、防御をする。
それは理性的な判断です。
理性的であることは
決して間違ってはいないのですが、
それは時として人間から創造性を奪うでしょう。
このモーニングページを紹介している本のタイトルにある
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
というのはアーティストになりたい人々への言葉です。
モーニングページは人の創造性を高めることの出来る作業とされています。
ひたすら浮かんでくる思考を
文字として吐き出す作業を行うことで、
脳の理性的な部分を疲れさせることができるというのです。
文字にする、というのは言葉にするということ。
つまりそれは理性なんですが、
文字を書く、書いた文字を見る、
それをひたすら朝一で行うことで
もうその日1日脳は疲れて
働かなくなってしまうんだそうです。
理性的な脳というのは、
こうしたほうがいい
こうあるべきだ
という考え方をしてしまう。
つまりその部分を疲れさせてしまうということは
脳は自由になるということなんですね。
そうして創造性が高まるということが
効果として挙げられます。
またモーニングページに書く内容ですが、
頭に浮かんでくることをとにかく紙に手書きします。
何を書いてもOKで、
思い浮かばなければ「思い浮かばない」と書くのでもOK 。
本で紹介されているのは
A4ノート3ページ分書くということなのですが
これはどうも英語で書く場合のようで、
日本語は少ない文字数に
情報が込められるという面があるため、
1~2ページで実践している方も多いようです。
私はと言うと、書くのが遅いのか?
どうしても書ききれないので
普通のB5のルーズリーフ1枚を埋めて終わりにしています。
朝30分早く起きて実践しましょう!
のように書かれているのに
ノート埋めるだけで1時間以上かかってしまうのは
ちょっと時間の使い方的に不本意なので、
30分で書ける分量としたらせいぜいノート1ページだなと落ち着きました。
止まらないでずっとペンを
動かしているつもりなんですが
どうしても3ページ書くころには
1時間ほど経ってしまうんですよね…。
文字の大きさや詰め方にもよるとは思いますが、
ノンストップ30分で書ける量を
目安にしていきたいと思います。
また書いたものは絶対に他人に見せないのもポイント。
誰かに見せることを考えると、
自分の中から出てきた言葉を
素直に吐き出しきれなくなってしまいますよね。
誰かに見られたら困るような内容でも、
それはきっと吐き出しておきたい気持ち…
そういうものこそ、脳から追い出したい。
グルグルと思考が整わないときこそ有効なのに
人に見られても良い文章にしてしまうと効果が激減してしまうのです。
また格好つけた文章も不要。
「目覚めると、カーテンから漏れる日の光に自然の温かいエネルギーを感じた。小鳥のさえずりがまどろみから現世(うつしよ)へと手を引き、私は静かにベッドから立ち上がった。」
だのなんだの書く必要は全くないんですよ。
(本当にそういう文章がスラスラ浮かんでくるならそのまま書くしかないのですが)
「起きた。眠い。寒い。さー今日もがんばって書いていきますか」
くらいのノリでいいし、
悩みや愚痴も好きに書けばいいわけなんです。
そんなことを続けていくと、
脳は自由になり思わぬ言葉が紡がれたりしていくのです。
自分が無意識に蓋をしていた気持ちなどが
だんだんと表に出てくるようになり、
自分が本当にやりたかったこと、
本当の気持ちを言葉にすることが出来るようになります。
個人的には朝はやっぱりアイディアマンなので、
これからやりたいことなどが浮かんでくるのでそれを書き留めることも多いです。
困っていることや、
モヤモヤ、悩みもよく書き出しています。
そうすると何に悩んでいるのか、
どうしたらいいのか、
どうしたいのかが言葉でまとまってくるので
解決に向けて前向きになることもできます。
またこれは手書きというのも大事なポイントで、
PCで書いた方が早いと思うかもしれませんが
頭で思い浮かべて、
手で書く、
というスピードがちょうどいいのだそうです。
PCだと早すぎて思考が追いつかないんだとか。
またノートのサイズについても本来はA4サイズとなっていますが
私は普通のB5サイズを使っています。
広い面の方が創造性が高まるそうなのですが
なかなかA4ノートを家に常備している人っていなくないですか。
買いに行く手間を考えてしまうと動けなくなるので
とりあえず家にあるものを使って実行しています。
ちょっとでも障害があるとハードルがどこまでも高くなってしまい
やらなくなる、先延ばしする、
という自分の性質はもはやわかりきっているので、
最低限のところまで省力化して実行したという次第です。
目的はひたすら思考を文字にして
排出することなので、
30分程度手書きで文字を書き連ねられるものなら
なんでもいいんじゃないのかなあと言うのが個人的な意見です。
また、先の書籍には続編があり、
そちらではページ数などは3ページを目安にするが
必ずそうでなくても構わないと書かれているそうです。
なのでこういうものは
続けやすさ
が大切になりますので、
自分の環境でまずやってみて、
それから模索していくスタイルで良いのではないかなと思います。
まだ初めて1か月ですが、
これからまた変化があるのかないのか?
変化がある、という言葉を信じて続けてみようと思います。
また節目節目でnoteにも
残していきたいと思うので、
よかったら見てやってください。
2025年に入ってから続けている
朝活についてはこちら↓
ちなみに、今回はモーニングページのことについて取り上げましたが、
書籍ではほかにも創造性を高め
アーティストになりたい人へのワークが載っていますので
気になる方はどうぞ本の方も手に取ってみてください。
それではまた!
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