いつか、写真を撮らなかったこの夏を悔やむだろうか。
9月。
暑さは続けど、私の気持ち的に夏は8月31日まで。
夏も終わりだなあと思い、スマホのカメラロールを見返すと、これといった夏の思い出の写真がない。
強いて言うなら、綺麗に晴れた日の山と雲の写真。
それ以外は全く関係ない写真ばかり。
この夏はやることばかりに追われていて、夏祭り、花火大会、プール、フェスなど、夏らしいイベントには軒並み参加できませんでした。
とはいえ、色彩鮮やかな夏空の下の自然の景色を見て感動した瞬間もあったし、日が沈む前の夕焼けに染まる景色を見ながら温泉に入ったりもした。
ずっと忙しかったし心に余裕はなかったけど、なんだかんだ楽しい夏だったな〜と思える。
それならいいか、となんとなく思える。
今年の夏だけに限らず、そもそも写真をあまり撮る方ではありません。
旅行などでは撮っているとしても、日常の中ではカメラを起動させる瞬間が比較的少ないように思います。
写真系のSNSが苦手なことも一つの要因な気もするけれど。
でも、数年経った時になんでもない日常も撮っておけば良かった!と思ったりするのかもしれない。
なんでもない日常が記録に残っていれば、それすらもいつか大切な思い出になるだろうな、と。
だからと言って私が今写真を撮りまくっても、それはいつか懐かしむための写真であって、ある意味”証拠写真”。
果たして、写真ってなんなんだ…というところまで思考が及んだ今日この頃。
もう今年の夏は終わりを迎えたけれど、私はいつか、写真を撮らなかったこの日々を悔やむだろうか。
正直なところ、この問いに対する納得した答えは自分でも出せていません。
写真苦手な私が、それでも無理に写真を撮ればいいというわけではないにしろ、何か大事な瞬間までも逃してしまったのかもしれない、という気持ちになることもしばしば。
写真の量は思い出の量?
人に見せれる写真の量が、日々の充実度?
きっと、SNSにたくさんの写真を載せている同年代の友達への羨ましさもどこかにあるのかもしれません。
自分の好きなようにすればいい、といえばそれまでなのですが。
私は、文字で、言葉で夏の思い出を書くことで今は良しとします。
毎日写真は撮っていないけれど、毎日日記は書いている。
SNSに載せなくとも、私が知っていればいいか、と。
カメラロールを見ては、そんなことをぐるぐる考えながら迎えた9月の始まり。そんなひとりごと。
ここまで支離滅裂な拙文をお読みくださった方がいましたら、本当にありがとうございました!
波月でした。
〈おまけ〉
スキを押してくださった際に表示されるイラスト、現在全4種あるのですが、実はそのうちのひとつを季節限定イラストに設定しています。
9月になったので、こっそり秋バージョンに変更しました!🍂
夏バージョンはこちら(↓)でした!
今後も季節に合わせて入れ替える予定です。
よろしければお楽しみください🚂
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