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「妊娠超初期の10の症状と気をつける5つのこと」

妊活している人にとって、妊娠したかどうかはできるだけ早く知りたいもの。
妊娠すると体には少しずつ変化があらわれ、それがきっかけで妊娠に気づくという人も少なくありません。
妊娠が判明する前の「妊娠超初期」と呼ばれる時期からさまざまな症状が現れるといわれていますが、具体的にどんな症状が出るのか気になりますよね。
ここでは妊娠超初期の10の症状と、気を付けたい5つのポイントをご紹介します。


1.妊娠超初期っていつ?

まず、妊娠超初期はいつなのか、よくわからないという人もいるかもしれませんね。
妊娠がはっきりわかるのは、生理予定日から1週間後くらいが一般的ですが、妊娠超初期はそれより前の「妊娠0週~4週」ごろのことをいいます。
つまり、受精してから生理予定日前後のことをさすんですね。妊娠が確定しているわけではありませんが、妊娠していた場合妊娠超初期から体の変化を感じることも珍しくありません。


2.妊娠超初期の10の症状

妊娠していると、妊娠超初期から体は少しずつ変化します。
多くの人が経験した妊娠超初期の症状をチェックしてみましょう。


①つねに眠い・だるい

妊娠するとプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が増えるため、強い眠気や倦怠感、だるさを感じることがあります。
妊娠を継続させるためや出産に向けて、体を休めようとする働きが起こるとも考えられます。


②食欲が増す、または減る

プロゲステロンは胃腸の働きを抑制する働きがあるため、一時的に食欲が不振になることも。
反対につわりの影響で食欲が増す、という人も少なくありません。


③イライラ・不安になる

イライラや不安感が強くなるのも妊娠超初期によく見られる症状ですが、これもプロゲステロンが関係しています。
ちょっとしたことでイライラしたり落ち込んだりすることが増えたと感じます。


④熱っぽい

排卵日から生理予定日までは高温期が続くため、妊娠超初期に熱っぽさを感じる人はとても多いようです。熱は高熱ではなく、36度後半から微熱程度のことがほとんど。


⑤匂いに敏感になる

妊娠超初期ににおいに敏感になるのは、つわりの一種だと考えられます。
それまでなんともなかったにおいが不快に感じることがあります。


⑥お腹の張りや下腹部の痛み・違和感

妊娠すると子宮は収縮しながら大きくなっていきます。
子宮が収縮すると、生理痛のような痛みを感じることも。
なんとなく下腹部に飽満感があったり、違和感があったりするのも妊娠超初期の症状のひとつです。


⑦ふらふら・めまい・立ちくらみ

妊娠超初期はホルモンバランスが安定せず、自律神経も乱れがちになる時期です。
その影響で、ふらつきやめまい、立ちくらみが起こることも。


⑧少量の出血

排卵日以降に少量の出血があった場合、着床出血の可能性があります。
子宮内膜に受精卵が潜り込む際に出血が起こることがあり、量は下着に少量付く程度のことがほとんど。


⑨むかむか・吐き気

むかむかや吐き気も、プロゲステロンの影響で起こると考えられており、消化器官の働きが弱まることが原因です。
併せて胃もたれやげっぷが増えることもあります。


⑩その他

その他の症状としては、
・おりものが増える
・むくみが気になる
・胸が張る
・トイレの回数が増える
などがありますが、これらは生理前の症状とも重なります。
普段はない変化があれば、妊娠超初期症状といえるかもしれません。


3.生活で気をつける5つのこと

妊娠超初期は、赤ちゃんの体が作られる大切な時期。
妊娠超初期症状があらわれて、
「もしかして妊娠したかも?!」
と思ったら、生活もちょっとだけ気を付けてみてくださいね。
ここでは生活で気を付けたい5つのことについてご紹介します。


①たばこ

たばこに含まれているニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
赤ちゃんに十分な酸素が行かず、流産や早産のリスクが高まると考えられているため、妊娠超初期からたばこを避けるのが理想。


②アルコール

アルコールも赤ちゃんの脳の発達を阻害することがわかっています。
妊娠していると、少量のお酒でも気分が悪くなることもあるため、少しでも口にしないように気を付けましょう。


③薬

妊娠中の服薬は、医師の診断が必要なものがほとんど。
妊娠超初期はまだ妊娠が確定しているわけではありませんが、もし妊娠していた時のことを考え、市販薬なども飲まないようにしましょう。
どうしても具合が悪いときは受診し、妊娠の可能性があることを伝え、妊婦でも飲める薬を処方してもらうと安心です。


④カフェイン

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、摂りすぎると貧血の原因になるといわれています。
1日2~3杯なら問題ないといわれていますが、気になる人はノンカフェインのコーヒーなどを飲むようにしましょう。


⑤激しい運動

妊娠超初期から妊娠初期は、流産のリスクがもっとも高い時期です。
適度な運動は問題ありませんが、転倒の恐れがあるような激しい運動は避けたほうが良いでしょう。


4.まとめ

妊娠超初期は、妊娠検査薬でもまだ反応しない時期ですし、産院でもまだ妊娠がわからない時期です。
そのため、はっきりと妊娠したかどうかはわかりませんが、体に起こる症状から妊娠を意識したという人は少なくありません。
いつもとどのような違いがあるのかがカギになるので、普段から自分の体をしっかりチェックしておくことが大切ですね。


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