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生まれてすぐおっぱいは出ないの?母乳がでない時の対処法5つ
赤ちゃんが生まれるとすぐに母乳が出ると思っているママは多いはず。
しかし赤ちゃんが生まれても
「なかなか母乳が出ない」
と悩むママは少なくありません。
母乳の仕組みや出ないときの対処法などを知って、少しでも不安を解消していきましょう!
1.母乳が出る仕組み
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女性は妊娠すると、出産に合わせて母乳を作る準備を始めます。
ホルモンの影響で乳腺が発達し、おっぱいが少しずつ大きくなりますね。
ただ、これだけでおっぱいが出るわけではありません。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことで脳に指令が出され、母乳が出る仕組みになっているんです。
赤ちゃんがおっぱいを吸ったからといって、すぐには母乳は安定しません。
赤ちゃんの吸う力が安定し、ママの産後の疲れが癒え始める生後1ヶ月頃には、母乳の量も安定し始めますよ。
2.母乳が出ない原因
![](https://assets.st-note.com/img/1653370755464-VY6bMYz15k.jpg?width=1200)
生まれてき
た赤ちゃんには母乳育児をしたい、そう考えるママも多いでしょう。
しかし思うように母乳が出ずに悩んでいるママもいるはず。
母乳が出ないのには何か原因があるのでしょうか。
ここでは、母乳が出ないと考えられる原因についてご紹介します。
①赤ちゃんがちゃんとくわえていない
生まれてすぐに上手におっぱいを飲む赤ちゃんもいますが、多くの赤ちゃんは初めから上手におっぱいを飲めるわけではありません。
吸う力が弱いこともありますが、上手にくわえられていないのもひとつの原因です。
赤ちゃんに乳首をしっかりくわえてもらうには、ママの授乳体勢もポイント。
赤ちゃんとママがフィットする姿勢を見つけて、赤ちゃんが乳首を上手に加えられるようにしてあげましょう。
②授乳回数が少ない
母乳は赤ちゃんがおっぱいを吸うことで作られ、そして体外へと出す仕組みです。
授乳回数が少ないと刺激が少なく、十分な母乳が作られません。
赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらうことで、母乳を作り出すホルモンもたくさん分泌されます。
母乳量が増えないと感じたら、授乳回数を増やしてみてください。
とくに産後すぐから母乳が安定する1ヶ月ころまでは、3時間に1度くらいのペースで授乳するのがおすすめです。
③疲労やストレス
出産直後はママの体はヘトヘトの状態。
体が疲れていると、母乳を分泌するホルモンも出にくくなってしまうのです。
産後はできるだけ体を休めることが大切です。
できれば授乳と休息だけで過ごすのがベスト。
体の疲れもとれ、ストレスも落ち着いてくるころには、母乳の量も落ち着いてくることが多いようです。
④ママの体質
どんなに授乳回数を増やしても、母乳量が増えないという人がいるのも事実。
これは、ママの体の体質が関係している可能性があります。
・貧血
・乳腺の発育不足
・ホルモン障害
・乳首のかたち
上記はほんの一例ですが、体質的に母乳が出ない人もたくさんいます。
母乳が出ないからといって、自分を責める必要はありませんよ。
3.出ない時の対処法
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「母乳が出なくて悩んでいる」
「やっぱり母乳育児をしたい」
など、母乳量をもっと増やしたいと思っているママもいるでしょう。
ここでは母乳が出ないときの対策について見ていきましょう。
①授乳回数を増やす
赤ちゃんが生まれると「何時間おきに授乳しましょう」など授乳の目安がありますよね。
しかしこれはあくまで目安。
母乳量を増やすには、赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけ与えるのが大切です。
授乳回数を増やすことで刺激され、母乳量が安定しますよ。
回数が増えれば赤ちゃんもおっぱいを飲むのが上手になり、母乳量アップも期待できます。
②正しい姿勢で授乳する
赤ちゃんが乳首をしっかりくわえていないと、母乳が最後まで出きらないということも。
飲み残しが増えると母乳を抑制する因子が働き、母乳量が減ってしまうこともあるんです。
授乳姿勢を見直し、赤ちゃんがしっかり加えられる体勢を見つけてくださいね。
授乳クッションなどを使うのもおすすめです。
③おっぱいマッサージをする
おっぱいマッサージも有効です。
もしかしたら乳首が硬く、赤ちゃんがくわえにくいのかもしれません。
乳頭の外側や乳輪を優しくマッサージし、ふわふわの乳首にするのもおすすめです。
どのようにマッサージをすればいいかわからない、という人は、母乳外来を利用するのも良いですよ。
④食生活の見直し
母乳はママの血液からできています。
そのため、ママの食生活がそのまま母乳に影響するといっても過言ではありません。
鉄分やたんぱく質、カルシウムを意識して摂るのがおすすめです。
また水分を多く摂ることも大切。
脂っこいものは乳首が詰まる原因になるので、ほどほどにしましょう。
⑤ミルクを上手に活用する
おっぱいが出ないからといって、母乳だけにこだわる必要はありません。
ミルクを上手に活用することでストレスが減り、母乳が出るきっかけになることもありますよ。
おっぱいを飲んだあとに少量だけミルクを足すのがおすすめです。
4.まとめ
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赤ちゃんがおっぱいを一生懸命飲んでいる姿はとてもかわいく、ママになったと感じられる瞬間でもありますよね。
母乳が出ないと自分を責めてしまいたくなりますが、母乳がすべてではありません。
ママと赤ちゃんが穏やかに授乳できる方法を見つけ、短い授乳期間を楽しんでくださいね。
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