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妊娠3ヶ月の身体の変化と過ごし方

妊娠3ヶ月は妊娠がわかってすぐの時期。
つわりもピークになり、気持ちもちょっとナイーブになっているときですね。
「妊娠3ヶ月は体に何か変化があるのかな」
「本当に妊娠しているのか不安だけど、赤ちゃんは成長している?」
など、不安を感じていることも多いのではないでしょうか。
妊娠初期である妊娠3ヶ月を安心して過ごすために、ママの体にはどのような変化があるのか、赤ちゃんの様子や気を付けることなどと併せてご紹介します。


1.妊娠3ヶ月ママの体の特徴と変化

妊娠3ヶ月は妊娠8週~11週にあたり、ようやく妊娠が判明したという人も多いでしょう。
つわりがピークになり、体のだるさを感じたり食欲もわかなかったり、ママにとってはとてもつらい時期でもあります。
妊娠3ヶ月は、まだお腹のふくらみもほとんどなく、周りから妊婦さんと気づかれることは少ないでしょう。
しかし体のなかでは子宮が少しずつ大きくなり、おっぱいも膨らんできます。
体の変化では
・つわりがピークになる
・おりものが増える
・色素沈着が気になる
といったことが挙げられます。


2.赤ちゃんの変化

妊娠3ヶ月の赤ちゃんにはどのような変化があるのでしょう。
ここでは妊娠3ヶ月の赤ちゃんの様子についてご紹介します。

妊娠3ヶ月の胎児の大きさ

妊娠8週ころまでの赤ちゃんは胎芽(たいが)と呼ばれていて、まだエラやしっぽがあります。
妊娠8週をすぎるとエラやしっぽがなくなり、ようやく胎児になるんです。
【胎児の大きさ】
・身長:5cmほど
・体重:30gほど
・イチゴくらいの重さ
鼻や口といった顔のパーツができ始め、膀胱や尿道が作られ始めるのもこのころから。
妊娠10週にもなると、さらにパーツがはっきりしてくるため人間らしい姿へと成長します。
このころは頭がとにかく大きく、体と頭が1対1くらいのバランスです。

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの様子

妊娠3ヶ月の赤ちゃんはとても小さく、まだ体を動かす様子はあまり見られません。
妊娠10週ころになると体のパーツもでき始めるため、口を開いたり閉じたりする様子が見られるようになります。
あくびのようなしぐさをすることもあるんですよ。


3.妊娠3ヶ月にした方がいいこと

妊娠3ヶ月はつわりのピークでもあり、思うように活動できないこともあるでしょう。
ここでは妊娠3ヶ月にやっておくと良いことをご紹介します。

両親や上司など身近な人への報告

両親や直属の上司など身近な人への妊娠報告は、妊娠3ヶ月のうちにしておくのがおすすめです。
とくに上司への報告は、つわりや妊婦健診などで仕事の調整をする必要があるため、早めに報告しておくと安心です。
また里帰り出産を予定している人は、両親への報告と同時に転院先の病院を探し始めるといいでしょう。

葉酸を摂取する

葉酸は妊娠期に必要な栄養素のひとつ。
とくに妊娠初期の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素で、妊娠3ヶ月ころには妊娠前より多くの葉酸を必要とします。
・成人の葉酸摂取量:240ug
・妊娠3ヶ月の葉酸摂取量:食事から240ug+サプリメントなどから400ug
食事だけで十分な葉酸を摂取するのは難しいので、サプリメントをうまく活用することをおすすめします。


4.妊娠3ヶ月に注意すること

妊娠3ヶ月は体と心の変化に戸惑い、何に気を付けていいかすらわからないという人もいるでしょう。
ここでは妊娠3ヶ月に気を付けたほうがいいことをご紹介します。


体に負担がかかることは避ける

妊娠3ヶ月はお腹もほとんど目立たず、つわりがあること以外は妊娠している実感がわかないという人もいるでしょう。
とくにつわりがない人は、つい無理をしてしまうことも少なくありません。
まだまだ流産のリスクがある時期ですから、重いものを持ったり高いところに登ったり、体に負担がかかる行動は避けたほうがいいでしょう。
体調が良ければストレッチ程度の軽い運動は問題ありませんが、激しい運動はNGです。

薬の服用

妊娠中のすべての時期にいえることではありますが、とくに初期と呼ばれる妊娠3ヶ月の薬の服用はできるだけ避けたほうがいいでしょう。
なかには妊娠中でも飲める薬はありますが、自己判断で飲むのは危険。
薬のなかには奇形のリスクがあるものもあるからです。
薬の服用は、必ず主治医に飲んでも問題ないか確認してから飲むようにしましょう。
不安な場合は病院で処方されたものだけを飲むと安心です。


5.まとめ

妊娠3ヶ月はつわりがピークを迎え、妊娠がこんなに辛いものなのかとネガティブになってしまう人もいるでしょう。
つわりが終わるのもあと少しの辛抱。
これからお腹も少しずつ大きくなり、楽しいマタニティライフが待っていますよ。
妊娠3ヶ月は体をとにかくいたわり、無理せずゆっくり過ごしてくださいね。

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