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妊娠7ヶ月の身体の変化と過ごし方
妊娠24週を迎えると、妊娠中期も終盤の妊娠7ヶ月に突入します。
お腹も目立ち始め、
「本当に妊娠しているんだ」
と赤ちゃんがいることをさらに実感できる時期でもありますね。
妊娠7ヶ月を迎えると
「ママの体にはどんな変化があるの?」
「赤ちゃんの様子は?」
「どのような過ごし方をすればいいの?」
など、気になることもあるでしょう。
ここでは妊娠7ヶ月の体の変化や赤ちゃんの様子についてご紹介します。
1.妊娠7ヶ月ママの体の特徴と変化
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妊娠7ヶ月をすぎると、お腹の赤ちゃんはぐんぐん成長します。
その成長に伴い、ママのお腹はさらに大きく目立つように。
服を着ていても周囲から妊娠していることがはっきりわかるようになるころです。
お腹が大きくなることで、妊娠線ができ始める人もいます。
またお腹のほかに体もふっくらしてくるので、体重の増加にも気を付けたい時期ですね。
お腹が大きくなることで、
・胃痛
・食欲不振
・消化不良
・胃酸の逆流
・便秘
といった不調を感じる人も。
2.赤ちゃんの変化
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妊娠7ヶ月の赤ちゃんにはどのような変化があるのでしょう。
ここでは妊娠7ヶ月の赤ちゃんの様子についてご紹介します。
妊娠7ヶ月の胎児の大きさ
妊娠7ヶ月の赤ちゃんは体に脂肪や筋肉がつき、ふっくらとより人間らしくなっていきます。
【胎児の大きさ】
・身長:35cmほど
・体重:1,000gほど
・キャベツほどの重さ
神経細胞も発達し始め、脳細胞も複雑に発達します。
妊娠7ヶ月の赤ちゃんの様子
妊娠7ヶ月頃になると、赤ちゃんはお腹のなかで活発に動き始めます。
胎動がより激しくなるのもこのころからですね。
寝たり起きたりを繰り返しながら過ごすようになり、起きているときには活発に動くようになります。
子宮内のスペースにまだ余裕があるため、体を伸び縮みさせたり手足をばたつかせたり、大きく動く様子も見られます。
また指しゃぶりや手を握ることもできるようになりますよ。
3.妊娠7ヶ月にした方がいいこと
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妊娠7ヶ月は、お腹が目立ち始めるもののまだママも活動的になれる時期です。
この時期には、どのようなことをしておくといいのでしょう。
妊娠7ヶ月にやっておくと良いことをご紹介します。
赤ちゃんのこと
すでに考えている人もいるかもしれませんが、そろそろ赤ちゃんの名前を考えておくのがおすすめです。
妊娠8ヶ月をすぎると正期産となり、いつ赤ちゃんが生まれてもおかしくありません。
急なお産に備え、赤ちゃんの名前候補をいくつか用意しておくといいでしょう。
またそれに合わせてベビーグッズも少しずつ準備しておくと安心です。
レンタルをする場合は、レンタルの手配も始めましょう。
赤ちゃんのお世話の基本的なことも学んでおくといいですね。
ママのこと
入院準備もそろそろ始めましょう。
入院中に必要なアイテムを買いそろえ、妊娠8ヶ月を終えるころまでにはすべてそろえておけるよう、少しずつ購入するのがおすすめです。
またお産ではかなり体力が必要です。
妊娠により体力が落ちているという人も少なくありません。
適度な運動を取り入れ、体力作りも忘れずに行いましょう。
ただし激しい運動はNGです。
ウォーキングや軽い筋トレなど、お腹に負担がかからないかたちで取り組むようにしましょう。
4.妊娠7ヶ月に注意すること
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妊娠7ヶ月のママは、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。
安心して妊娠中期を過ごすために、ここでは気を付けたほうがいいことをご紹介します。
貧血
妊娠7ヶ月は、赤ちゃんが急激に成長するのに伴い、多くの血液が必要となります。
血液量が増えるわけではなく、血液を薄めて量を増やすため、妊娠7ヶ月ころから貧血になる人が多いのです。
立ちくらみのほか、めまいや頭痛、息切れなどさまざまな症状が見られます。
妊婦健診の血液検査で貧血かどうかわかるので、貧血と診断されたら医師の指示に従い、鉄剤などを服用しましょう。
車の運転
お腹が急に大きくなるため、車の運転にも気を付けたいところです。
お腹が出始めるとハンドルに当たることもあるため、
「お腹のせいで運転しにくいな」
と感じ始めたら、運転するのを控えたほうがいいでしょう。
普段の運転はパートナーに頼んだり、ひとりのときは公共の交通機関を利用したりしましょう。
また妊娠中でも安全のため、シートベルトの着用は必須です。
下腹部にベルトがくるように締め、お腹を圧迫しないように装着してくださいね。
5.まとめ
妊娠7ヶ月は、お腹がぐっと大きくなり赤ちゃんがお腹にいることをより実感できるようになります。
大きくなるお腹を愛おしく感じ、赤ちゃんに会えるのがますます楽しみになりますね。
赤ちゃんの成長に伴い、ママの体も体型が変わったり体調不良が現れたりすることも。
体調不良を感じたら無理せずにゆっくり過ごし、自分の体を大切にしてくださいね。
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