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冬の土用の鰻の日に 柔らかな赤ワインを
もともとは、土用の丑の日に「う」のつくものを食べると病気をしないという風習から「梅干し」や「うどん」「牛」などを食べていたそうなんです。
江戸時代中期に平賀源内という人が、夏に売上が伸びないといううなぎ屋さんから相談を受け「本日丑の日」と張り紙をするよう提案したら、そのうなぎ屋さんが大繁盛し周りのうなぎ屋さんも真似したことで、この風習が現代まで続くようになったみたいなんです。
夏の土用の丑の日に鰻を食べる。
そういうものだと思い込んでいました。
ワタシったら、平賀源内さんの思う壺やないの。笑
いろいろ調べていくと
土用とは
季節が終わり次の季節の始まりまで...
立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間。
年に4回、季節ごとにあります。
OMG!! 知らなかった。
季節が終わり次の季節の始まりまで...
2023年の冬の土用は1月17日〜立春までを指すそう
そして冬の土用の丑の日は1月31日
今が旬の鰻で押し寿司を作ってみます♫
夏じゃないのよ〜。
冬眠を前に栄養をたっぷりと蓄えた天然の鰻は今が旬!
冬の土用の丑の日に「う」のつく鰻を食べてみよう♫
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MomoDa の花嫁道具にしたいもののひとつ TOKYO・JAPAN と刻印されたこの型は1953年創業の松永製作所のブリキのパウンドケーキ型。パンやケーキがうっとりするほど美しい焼き上がりになるという。
今回は焼き上がりとか関係ないけども、そんな日本のいいものを使って手軽に押し寿司を作ってみようと思います。
今回は広告用の撮影ということもあり、1人でサササッと作ってしまおうと目論んでいたのですが、気配を感じふっと振り返ると…そこに…エプロンを装着し頭に大きなリボンをくっつけた MomoDa が立っていました。
作る気です。まんまんです。笑
MomoDa さんよろしくお願いいたします。笑
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美しいブリキの型にラップを敷き、皮目を上にして鰻をどーんと横たわらせました。その姿に興味しんしん、観察に余念のない MomoDa です。
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鰻はくっついているタレやコゲみたいなものを流水で優しく洗い流し、丁寧に水分をとる。日本酒を少しふり魚焼きコンロで焼きなおしてあります。そうすることで雑味がなくなりふっくらすると…鰻やさんのHPに書いてありました。
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鰻の上に少しづつすし飯を平らになるよう乗せていきます。
すし酢控えめのすし飯に、生姜の甘酢漬けの代わりにばあばちゃんお手製の大根の甘酢漬けを刻んだものをご飯に混ぜ込んであります。MomoDa の大好物❤︎
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その上に彩りの錦糸卵をパラパラと。
ふわっとお出汁が香る優しい味付けにしてあります。
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そしてまたすし飯を。平らになるよう。卵が隠れるよう。角までちゃんと。横からワタシにわーわー色々言われながら(笑)そろりそろり慎重に進めています。
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押し寿司。いうくらいやから多分押すんやと思うの…と自信なさげに言ったワタシは、実は押し寿司初挑戦の初心者。
それを悟ったのか MomoDa の小さく柔らかい手で「キュッキュッ」ちょっとずつちょっとずつ優しく押してくれました。
しばらく休ませます。
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そろーりひっくり返したら、鰻の押し寿司完成です♫
鰻に合わせたのは柔らかな赤ワイン
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完成した鰻の押し寿司に合わせたのは、メルロを主体にごく少量カベルネ・フランを混醸した *DAY LIFE ROUGE*
メルロは滑らかな口当たり、甘みのある凝縮した果実味と柔かさが特徴の品種。それを香り豊かで程よい酸味を持つエレガントなカベルネ・フランがそっと支えている。そんなイメージ。
豊かな果実味、柔らかなタンニンが脂の乗った鰻の旨味と調和します。柔らかながらもスッと背筋を伸ばしたような酸が、コリコリの食感が楽しい大根の甘酢漬けに自然と寄り添ってくれます。
スッと背筋を伸ばしたような酸が育まれるのも、冷涼な長野県大町市で育った葡萄だからこそ。
和の調味料お醤油を使った甘辛のタレとよく合うのも、日本ワインのいいところ。
焼き鳥のタレや生姜焼きのタレ、お好み焼きソースやたこ焼きソース。デミグラスソースやほんの少し赤ワインを加えたケチャップなんかもいい❤︎
「本日ワインの日」の張り紙を
特別な記念日に、お誕生日に、大切な人と、そんなワインとの時間も素敵ですが、なんでもない日に、肉じゃが美味しくできたから、とか。採れたてのお野菜いただいたから、とか。美味しそうな焼き菓子いただいたから、とか。
そんな日にもワインを楽しんでいただきたい。
カーテン越しの太陽が虹みたいにキラキラしてた、とか。車の走行距離が888ゾロ目だったとか。人に話すほどじゃないけど、ポチッと嬉しくなるようなことがあったそんな日にも。
❤︎
今日ご紹介したワイン *DAY LIFE ROUGE* は毎日のお食事で気軽に楽しんでいただきたい。そんな思いから DAY LIFE(日常生活) と名付けています。
むかしむかし、令和時代初期に若林政起という人が、なんでもない日に「本日ワインの日」と張り紙をするようにしたら、そのワイン屋さんが大繁盛し周りのワイン屋さんも真似したことで、この風習が現代まで続くようになったみたいなんです。
と…ならないかしら。笑
シリーズやってみた vol.90