バレンタインに食べたいもの❤︎
「バレンタインに何たべたい?」
アンケートをとってみましたら ビーフシチュー という答えがありました。
なんかわかる。
その気持ちわかる気がします♪
ビーフシチューが食べたい
作ります。想像したら食べたくなったので作ってみます。
「バレンタインのビーフシチュー作ろ♪ 」
と MomoDa を誘うと、目にも留まらぬ早業でエプロンを装着しカードを描いてくれました。
びぶしちゅう❤︎
と書かれたカードには楽しそうに笑う MomoDa 自身と宝物を詰め込んだ 宝箱 が描かれています。バレンタインのスペシャルプレゼントだそう。
お料理をすること、そしてバレンタインが MomoDa にとって楽しいもの。となっているようで嬉しくなります。
牛肉以外はおうちにあるもので。
牛肉とじゃがいもを買いに行き。じゃがいもを手にとり品定めをした…。ところまでは覚えているのですが…。MomoDa もそこまでは覚えてくれています。
それが…
買っていない。ようなのです。
記憶とともにあのじゃがいもはどこか違う世界に連れ去られたようで…。
最近増えている、凡ミスの中のひとつです。笑
残念ではありますがじゃがいもなしのビーフシチューを作っていきます。
わざわざ炊飯器で
炊飯器クッキング研究家としては(誰それ)、実験も兼ね炊飯器で作ってみようと思います。
まずは牛肉を。フライパンに油と半分にしたにんにくを入れ中火で。お肉の表面の色が変わるくらいまで軽く焼きます。
色が変わったらそこへ赤ワイン (少し残っていたヤマブルスコを使いました) と葡萄ジュースを入れ3分ほど加熱。アルコールを飛ばすイメージで。
少し粗熱をとってそのまま炊飯器にどーん。
ローリエも入れます。
スイッチポン。
普通に炊飯53分。
赤ワインと葡萄ジュースで炊き込んでる最中のお肉です。開けちゃいけないと思いつつ。気になって。ちょっとだけ(笑)
これは…。お肉が柔らかくなる気配がぷんぷんしています。そして酔いしれるようないい香りが広がっています。
わざわざ…(笑)
炊飯器で作っていることで、この1度目の53分。この間にゆっくりゆったり MomoDa とお野菜を切る時間が生まれます。
お野菜。ゆっくりと切っていきます。
MomoDa 「かたいなぁ。かたいなぁ。」
なかなか切れません。それもそのはず。子供用の丸刃からギザ刃に昇格してるとはいえ、ケガをしないよう切れにくく作ってくれている包丁です。
ここは力任せにいくようです。
ガゴンッ!!
ガゴンッ!!
森の中で丸太でも割っているかのような音を響き渡らせ、なんとか切り終えます。
あーー笑
わざわざ 切れにくく作ってある包丁で、初めての「玉ねぎを切る」に挑戦しています。もう。結末が見えるようで…ふふ。笑っちゃいけない。笑っちゃいけない。
コレも力づくで。繊維を潰すように(笑)包丁を押し付け切っています。必死の形相です。包丁を支える指が折れちゃいそうなほど力を込めて。
やり遂げました。
すごい。
すごい顔しています。笑
そうです。ワタシの、皆様の、想像通りの結末に。
顔をくしゃくしゃに潰して涙を流して…。
MomoDa 「たまねぎすごいなぁ(涙) たまねぎすごいわぁ(涙)」
言いながら。笑
じゃーん♪
お野菜の準備が整いました。大変よくがんばりました(はなまる)。
さぁ
2度目の炊飯器行きますよ〜♪
炊き上がったお肉のワイン煮からローリエを取り出し、その上に必死の形相で切り終えた玉ねぎたちを入れていきます。
ビーフシチューの素に、なんと親切なブーケガルニが付いていたのでコレも入れてみます。
そこへ分量のお水を入れたら…2度目のスイッチポン♪
またここから53分の自由時間。ゆっくりとお片付けをしたり、お紅茶を入れてみたり♪
食器を選び、テーブルを2人できゃっきゃとセッティングしたり♪
作ったカードもちゃんとセッティングされています♪
キッチンから葡萄やお肉やお野菜や、そしてブーケガルニのい〜い香りが。キッチンを飛び出しておうち中に広がっています。(ブーケガルニはスイッチポンしてから15分ほどで取り出しました)
おなかすいた〜❤︎
2時間半をかけ完成しました!
あらかじめ温めておいたパンは、ホッカホカのふっかふかの焼きたてのよう。
びぶしちゅう❤︎
ワインに葡萄ジュース、葡萄たちの深みのある色味がシチューに溶け込みチョコレートのような色合いに❤︎
香りは
ベリー系のドライフルーツを混ぜ込んだ、カカオ多めのビターチョコのような。そこへ優しく香ってくるいろんな種類のハーブたち。
お肉は
53分×2=106分 煮込んだ牛肉は…それはもう柔らかくて❤︎ お野菜からの旨みが溶け込み、滑らかな舌触りのシチューと仲良く手を繋ぎ、お口の中が ハッピーパラダイス。
MomoDa 手作りの乾燥エリンギは
カットしお日様に干すこと3日。カリッカリのケリッケリに乾燥させたエリンギは、自身の旨みに加え、お肉の、お野菜の旨みを体全体で吸えるだけ吸い込み、旨みの集合体のような光り輝く存在に。干したことで生まれる独特なコリッコリの食感がとっても楽しく❤︎
素材にこだわり、丁寧に丁寧に時間をかけて煮込みビーフシチューを仕上げていく。そんな素敵な老舗の洋食屋さんのビーフシチューのような(言いすぎちゃう?)そんな上質な仕上がりになりまして…。(言いすぎなんちゃう?笑)
驚いています。
炊飯器で作ったのが良かったのか。ビーフシチューの素が優秀なのか。なんとなくで決めたワイン&葡萄ジュースの配合が絶妙だったのか。はたまた押し潰すように(泣きながら) MomoDa が切ったお野菜から旨みが最大限に引き出されたのか。
全てのポジティブ要素がうまく重なり合い❤︎
Happy で Special なバレンタインのご馳走が完成したのでした❤︎
バレンタインデーに何食べたいですか?
シリーズやってみた vol.58