居酒屋に並ぶ人々
今日は大阪梅田で仕事でした。
大阪は今や、新型コロナ感染者が過去最大に増加している感染中心地。
飲食店は時短営業や、中には臨時休業の貼り紙を出しシャッターを閉めている店もありました。
そんな中で、地下街のとある店前に十数人の行列ができていました。
飲食店が並ぶ夕方の地下街なんて、いくら梅田と言えど今や人通りはまばら。
その店先だけに人が集まっている様は異様に映りました。
突如現れた行列にちょっとビックリして、並んでいる人達を見てみたら…本当にガッカリしました。
見事に、全員20代。
それも、大学生くらいのかなり若い20代(もしかしたら未成年もいるかも?)ばかりだったんです。
3~4グループくらいでしょうか?
ニュースで、若い人達に対し出歩くことについて考えて欲しいというような内容が流れていた時、
「若者ばかり悪者にして。中年や高齢者だって、酒好きは行ってるだろうに!」
と、軽く反発していたんですが…
この目の前の光景には、さすがに幻滅しました…。
今日の仕事先は、出勤すると検温、消毒。
昼食中の会話は厳禁。
手洗い、換気も周知徹底しています。
頑張っている会社や企業や団体があって、
少しでも早く社会の正常化を願って、
医療業界の負担を懸念して、
自分と家族を守りたくて、
今の自分にできることを真面目に取り組んでいる人達はたくさんいるんですが、
どうして彼らには届かないの?
誰かが行かなきゃ飲食店の売上が減る、とか
飲み歩いているのは若者だけじゃない、とか
一店舗の様子だけで判断するのは性急、とか
そんなの分かりすぎて今さら議論するつもりはなく、
ただただ、
ニュースになるほどの若者への警告がこんなに届いてないんだとショックだったという話です。
届いている人には届いてる。
それも分かってます。
だからこそ、馬鹿馬鹿しい。
こんなこと、早く終わらせようよ。