【ゲームで遊びながら覚えるプログラミング】#3 変数を使って出現場所を指定
こんにちは、ナルカです。
前回はチャットコマンド"chicken"でニワトリを出現させるところまで作成しました。
今回はこれを"chicken 10 20 30"といった感じで、ニワトリの出現場所を指定できるように改良していきたいと思います。
前回同様、言語ごとに章を分けていますので、勉強したい言語の章を読んでください。
質問や上手くいかない等ありましたら、コメント欄やTwitterで聞いてもらえればお答えします。
プログラミングは一人で悩んでもなかなか解決しないので、わかる人にどんどん聞いて解決していきましょう!
Scratch編
冒頭でも書きましたが、今回は "chicken 10 20 30" このような形式で出現場所を指定できるように改良していきます。
今のままでは"chicken"の後ろに数字を書いても何も起きませんので、まずはプログラムが後ろの数字を受け取れるように変更します。
受け取る値を追加するには、青ブロック右上の「+」ボタンをクリックします。
青ブロック右上に「num1」という表示が追加されます。
これでchickenの後ろの数字を1つ受け取れるようになりました。
この状態でチャットコマンド"chicken 10"を入力した場合、chickenの後ろの10を「num1」という名前の入れ物で受け取ってくれます。
この数字を受け取る入れ物のことを変数といいます。
今回は数字を3つ受け取れるようにしたいので、さらに2回「+」ボタンをクリックします。
「num2」、「num3」が追加されました。
これで数字を3つ受け取れます。
この状態でチャットコマンド"chicken 10 20 30"を入力した場合、chickenの後ろの10を「num1」、20を「num2」、30を「num3」という名前の入れ物で受け取ります。
受け取った数字はそれぞれニワトリ出現場所の東西、上下、南北に割り当てたいので、入れ物の名前をそれに見合ったものに変更します。
「num1」をクリックして、メニューから「変数の名前を変更」を選択してください。
「num1」を「east_west」に変更します。
同じように「num2」を「height」に、「num3」を「north_south」に変更します。
これでチャットコマンドから出現場所を受け取る部分は完成です。
続いて、受け取った値を紫ブロックにはめ込んでいきます。
画面左の変数タブから「east_west」を選択します。
「east_west」を紫ブロック左側の0の位置に設定します。
0が消えて「east_west」になれば成功です。
同じように「height」を紫ブロック中央の10の位置に、「north_south」を紫ブロック右側の0の位置に設定します。
おつかれさまでした!
これでプログラムは完成です。
画面右下の開始ボタンをクリックしてマイクラの画面に戻りましょう。
キーボードの「T」キーでチャットを開き、"chicken 2 0 5"と入力してEnterキーを押しましょう。(大きい数字を入れるとニワトリが見つけ難くなります!)
指定した位置にニワトリが出現すれば成功です!
お疲れさまでした!
出現場所を自由に指定できますので、遠くに出現させてみたり、地中深くに出現させてみたり、色々と試して楽しんで下さい。
JavaScript編
冒頭でも書きましたが、今回は "chicken 10 20 30" このような形式で出現場所を指定できるように改良していきます。
今のままでは"chicken"の後ろに数字を書いても何も起きませんので、まずはプログラムが後ろの数字を受け取れるように変更します。
数字を受け取るには、まず入れ物を用意する必要があります。
用意する方法は、functionの後ろにある( )の中に入れ物の名前を記載するだけです。
今回はニワトリ出現場所の情報(東西、上下、南北)を入れたいので、「east_west」と記載します。
これでchickenの後ろの数字を1つ受け取れるようになりました。
この状態でチャットコマンド"chicken 10"を入力した場合、chickenの後ろの10を「east_west」という名前の入れ物で受け取ってくれます。
この数字を受け取る入れ物のことを変数といいます。
今回は数字を3つ受け取れるようにしたいので、さらに2つ変数を追加します。変数を複数用意するには「 , 」区切りで名前を記載します。
「height」、「north_south」という名前で変数を追加してみましょう。
これで数字を3つ受け取れるようになりました。
この状態でチャットコマンド"chicken 10 20 30"を入力した場合、chickenの後ろの10を「east_west」、20を「height」、30を「north_south」という名前の入れ物で受け取ります。
これでチャットコマンドから出現場所を受け取る部分は完成です。
続いて、受け取った値をpos( )に入れて使っていきます。
前回の記事にも書きましたが、pos( )は
pos(東西, 上下, 南北)
という形式で使用します。
今設定されている0, 10, 0を変数に置き換えましょう。
おつかれさまでした!
これでプログラムは完成です。
画面右下の開始ボタンをクリックしてマイクラの画面に戻りましょう。
キーボードの「T」キーでチャットを開き、"chicken 2 0 5"と入力してEnterキーを押しましょう。(大きい数字を入れるとニワトリが見つけ難くなります!)
指定した位置にニワトリが出現すれば成功です!
お疲れさまでした!
出現場所を自由に指定できますので、遠くに出現させてみたり、地中深くに出現させてみたり、色々と試して楽しんで下さい。
Python編
冒頭でも書きましたが、今回は "chicken 10 20 30" このような形式で出現場所を指定できるように改良していきます。
今のままでは"chicken"の後ろに数字を書いても何も起きませんので、まずはプログラムが後ろの数字を受け取れるように変更します。
数字を受け取るには、まず入れ物を用意する必要があります。
用意する方法は、spawnChickenの後ろにある( )の中に入れ物の名前を記載するだけです。
今回はニワトリ出現場所の情報(東西、上下、南北)を入れたいので、「east_west」と記載します。
これでchickenの後ろの数字を1つ受け取れるようになりました。
この状態でチャットコマンド"chicken 10"を入力した場合、chickenの後ろの10を「east_west」という名前の入れ物で受け取ってくれます。
この数字を受け取る入れ物のことを変数といいます。
今回は数字を3つ受け取れるようにしたいので、さらに2つ変数を追加します。変数を複数用意するには「 , 」区切りで名前を記載します。
「height」、「north_south」という名前で変数を追加してみましょう。
これで数字を3つ受け取れるようになりました。
この状態でチャットコマンド"chicken 10 20 30"を入力した場合、chickenの後ろの10を「east_west」、20を「height」、30を「north_south」という名前の入れ物で受け取ります。
これでチャットコマンドから出現場所を受け取る部分は完成です。
続いて、受け取った値をpos( )に入れて使っていきます。
前回の記事にも書きましたが、pos( )は
pos(東西, 上下, 南北)
という形式で使用します。
今設定されている0, 10, 0を変数に置き換えましょう。
おつかれさまでした!
これでプログラムは完成です。
画面右下の開始ボタンをクリックしてマイクラの画面に戻りましょう。
キーボードの「T」キーでチャットを開き、"chicken 2 0 5"と入力してEnterキーを押しましょう。(大きい数字を入れるとニワトリが見つけ難くなります!)
指定した位置にニワトリが出現すれば成功です!
お疲れさまでした!
出現場所を自由に指定できますので、遠くに出現させてみたり、地中深くに出現させてみたり、色々と試して楽しんで下さい。