藤江なるし
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夏目漱石「夢十夜(第一夜)」を読む。(2021年2月16日録音 Op.002)
モノローグ朗読(作品番号002) 著者名:夏目漱石 作品名:夢十夜(第一夜) 「もう死にます」 枕元の女の一言から始まった永久の愛の物語ーーー 昨年の暮れから取り掛かり始めましたが…もう2月か。早いな…。 本来は1月の半ばくらいにアップする予定でしたが、緊急事態宣言が再発出されて職場もバタバタとして、やいのやいの言ってるうちに100年経ってしまったよ、ほんと(笑) 今年一年で12作品取り掛かる予定だったけど、早くも頓挫しそうな気配。 さて、収録自体は2月に入ってからあれやこれやと何度か録ってみました。 口呼吸の癖は前回より、多少マシになった。お陰で前回よりも呼吸は深くなった気がする。少しやで。喉声解消までは遙か遠い道程… 今回は、読むテンポが特に掴めず悪戦苦闘。 やはり舞台表現とは違い、聴覚からの情報しかないので、自分の間で読んで後で聴くと、これがもう、ペラペラペラペラしていた… 夢うつつの空気感や、女とのやり取りの緊張感、百年の時間経過など、テンポ感から滲み出るものもあろうかと思う。 ハキハキ進むと、情緒もヘッタクレもない事務連絡のようになる…かと言って、聞き手に死に間のように感じるのは避けたい。 試行錯誤の結果、今回のアップにたどり着いたが…お聞きになった方のご意見を頂戴したいものです。。。 あとは言わずもがな、本がムズい! でも、解釈はむちゃくちゃ楽しかったです! 例によりコレは、次回から長期連載でメモしていこうと思いますので、ご興味ありましたよろしくお願いします🙂 藤江なるし ■YOUTUBE 藤江なるし「モノローグ朗読」 https://youtube.com/channel/UCgM2MK8UbSR5PN6ybiH1itA ■Twitter 藤江なるし「モノローグ朗読」 https://mobile.twitter.com/FujieNalcyMono ■Twitter 極私的むにゃむにゃ成増白書(音楽と地域情報) https://mobile.twitter.com/NarimasuDosue
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芥川龍之介「或社会主義者」を読む。(2020年12月13日録音 Op.001)
モノローグ朗読(作品番号001) 著者名:芥川龍之介 作品名:或社会主義者 「烈しい情熱をもって社会主義活動に勤しんでいた或る青年・・・。社会に身を投じる中で手に入れた幸福感と学んできた思想にずれが生じ、情熱の在り処が揺れ動く。」 『この作品を最初の研究題材に選んだのは、私自身、長らく没頭しながら学んだ演劇を2010年に断念し、いまやその情熱を失いつつあったからです。 しかし、コロナ禍において自身と向き合う中、「情熱の在り処」がやはり表現にあることを思い知り、この活動(勉強)を始めました。』 ・・・とまぁ、Youtubeのコメント欄には記載したものの…う~ん…実際に読んでみると思ったようにはいかぬのう。まぁ当然ちゃ当然だが「どう表現するか」なんておこがましい。 まず楽器がボロボロのさびさびでした・・・ 編集して、できる限り聴けるようにしましたが、とにかくブレスの音がヒューヒュー言ってた。聞くに堪えないものでした。「ちょっと溺れちゃうよーッ!?」ってくらいアップアップしてた、笑 完全に「口呼吸」になってました、これは早急に矯正せねば。そして呼吸が浅く「喉声」。よって、後半になると声がガサガサになって、はい、もう、聴くに堪えませぬ・・・ でも、千里の道も一歩より。 こういう事もやってみることで分かるんやさかい、実は楽しんでおる、フフフ。 ・「口呼吸」やめる ・「喉声」やめる 大きな課題がいきなり出てきたぞ? さて、次回はこの題材の読解について書きますね🙂