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こどもの冒険遊び場プレーパークの素晴らしいところ

「冒険遊び場プレーパーク」が日本で初めて世田谷で開設されてもう40年以上。今や全国各地に450を超える団体が運営するまでに広がりました。
それだけ必要な「場」なんですよね。

じゃあ、プレーパークの何がいいんでしょうか。

こどもたちがのびのび遊べる場所!---そうですよね。
こどもたちの発想が広がる場所!---そうですね。
こどもたちどうしがつながれる場所! ---たしかにそうですね。

ちょい待って(*_*
こどもたち自身は「のびのびあそべる~~」って思ってんのかな?
こどもたち自身は「おっ、発想が湧いてきたっ!」て意識すんのかな?
こどもたち自身は「わーいわーい!つながったね~」って確認しあってんのかな?

たぶん違いますよね
それっておとな目線でこどもにとって良いことを「定義」しちゃってないですかね?

だってもともと自由なんですよ、こどもって。出自関係なくね。
だから解き放ちさえすれば全方位的にエネルギーを放射し吸収するようになってるんです。

それはそれは美しく気高く命に満ち溢れてるんですよ。
愛と喜びが波状的に広がるんですよ。
私たちはそこに幸せを見るんじゃないんですか。感じるんじゃないんですか。
そうですよね?こどもたちが笑顔でいたらわたしたち幸せじゃん。(違う人いたら会いたい)


私たちはいつもまず「こども(たち)のために」って言いますけど、
それって実は自分(たち)のためなんじゃないですか?
その「自分」のため、って
実は、、、正しい「親」としての評価、だったり
できない理由をこどものせいにしたり、
こどもが起こす面倒なことを避けたい、、、だったりしません?

それに気づかず手や口をい~っぱい出して子どもをがんじがらめにしちゃったら
こどもから笑顔は消える。それで満足?

ちと意地悪な言い方してごめんなさい。

さて、話を戻して・・・

プレーパークの素晴らしいところは何ですか?

私が思うのは、おとなが気づきを得られる時空間であること。。


ただ見てる。視界に子どもを見てる。黙って。
これ、いいですよ。最初すごい我慢いります。
おとなにとってはトレーニングです。

なんとか耐えてこどもを見てるうち、驚きや発見、嬉しさ、喜び、なつかしさ・・・いろんなエモーションが次々と襲ってきます(笑)
すると次はどんなことするんだろうと好奇心が湧いてきます。
何もなくても、何があってもこどもは遊びます。(あるいはいっとき遊びを止めます)
これはおもしろい!

私の場合、今度は別の我慢が必要になります。
「一緒に遊びたい!」
こどもから求められない限り自分から混ざりに行きません。
(なので、勝手に一人で何か始めるとこどもたちの方から「なにやってんのー」って寄ってきたりします(笑))

こうやってこどもの自由な空間にいるといつのまにか幸せを感じることができる。
そしておとながゆったり幸せそうだとこどもは安心してますます自由に動く。
スパイラルに幸せ空間が連鎖していくんですよね。

タイトルは「こどもの冒険遊び場」だけれども
実は「みんなの幸せ醸造所」だと思うんですよ。

形式にとらわれることなくこういう居場所を何としても根付かせたい!
最近強く思うのです。。。


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