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終わりのない不安

生きていると、これを乗り越えても次の壁が迫っているという状態に出会うことがあります。

必死に乗り越えても、次から次へと不安が襲う。痛みや苦しみを伴うこともある。

どうしたらいいのか。最近立て続けに辛いことが起き、絶望のどん底に落ち、もう落ちようが無いところまで落ちました。

ここから脱出するための方法も、痛みを伴うもの、苦しみが消える保証がないもの、そんなものばかり。どうやって生きて行ったらいいのか、分からなくなりました。

もう、耐えられない。耐えたくない。死なせてほしい。そういう気持ちが、ずっと頭の中をぐるぐるさまよっていました。

でも、死んだらダメなんです。死んでも、苦しみが消える保証も無いし。

だから、長いつり橋を歩いている想像をすることにしました。

下を見たら怖いです。踏み外して落ちたら痛いし、一歩踏み出した瞬間に強風が吹いて落ちるかもしれない。でも、ずっとつり橋の上に居るのも怖い。だから、下を見ずに、一歩先がどうなるかも考えずに、歩き続けるしかない。そういうイメージを頭の中に必死で作り上げて、どうにか今生きています。

考えたら怖いことばかりの世の中です。だから、考えるのを止めました。つり橋を踏み外したら、ゆっくり体勢を立て直す。風が吹いたらしがみつく。落ちて死んだらそれが運命。そう思うしか無い。その時に考えればいい。

スマホで調べたりして、不安になったりすることも多い世の中です。でも、時には今まで生きてこれた自分の運の強さや、切り抜けられるスキルを信じてみるのもいいかもと思いました。

人生は長いつり橋のようなもの。でも、世の中下を見ず、一歩先を考えず、ゆっくり自分のペースで渡りきる人もいっぱいいます。

もう、後は野となれ山となれ。の精神で、風景を楽しむ余裕は無くても、生まれたからには、前を向いて歩いていく選択肢しか無いのだから、もう考えずに歩いていこうと決めました。

この考えにたどり着くのに、本当に辛かった。身体が引き裂かれるほどに泣いて、ぐちゃぐちゃになってました。今現在、何も解決してませんが、惰性で橋を渡っている最中です。いつか橋を渡り切れることを願いながら、歩いていきます。

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