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リラクゼーション、アロマトリートメント、フィシャルなどなど、どのエステでも資格、ディプロマがあります。
民間の資格から海外で取られた資格、国家資格など様々です。

どの資格であっても、勉強して挑戦しようと努められたことは間違いはなく素晴らしいことです。
人の体を触るということは、日々勉強し続けなければなりません。
資格のヒエラルキーがあったとして、トップが医師だとして、医師でも勉強は続けなければなりません。

医師では良くならなかったけど、
民間の資格を持った方のアロマエステを受けてから身体が良くなったという方もいらっしゃいますし、
一概に国家資格だから良い、民間資格だから悪いというようなこともないです。
心の問題や環境、合う合わないもあります。

ですが、民間資格は事故が多いのも事実であり、
1〜3日で取れるお手軽資格もある訳です。
通信講座で学び、家でちょっとしたテストを受ける時に、教科書をそのまま写して、はい、合格!ってなんて事もあるわけです。
それでもエステの資格を持っています。とおっしゃる方もいます。
また民間の資格を何でもかんでも片っ端から、むやみやたらに取られている方もいらっしゃり、
1つのことを咀嚼しないまま次に行き、何でも出来ると思い込み、無茶苦茶な施術をすることもある訳です。

神経のことを考えず引っ張りすぎたり、頸椎をポキポキやったりと事故が多いので、勉強の仕方や取るべき資格を自身でしっかり選定しなければいけません。
取った後の資格の研磨が必要なので、取ったから終わりではないわけです。
資格の個数が多ければ多いほど、1つ1つの研磨が荒くなりがちになります。
これはどの職業にも言えることだと思います。
宅建も年々ルールや法律が変わるので、アップデートし続けなければ、その道のプロとは言えません。

もちろん医療事故だってあるわけですから、
人の体を触るという怖さを今一度、改めなければいけないと思いつつ、日々の勉強は必要です。

リラクゼーション、エステの世界は資格がなくてもなれる職業です。
どのお店を選択するか、お客様にも先見の明が必要になってくるわけです。

消費者側と生産者側が賢く選択することによって、
しっかり正しく学び続けているセラピストが報われて、価値提供をお客様にお届けでき、お客様の不調が整い、毎日が楽しく元気にお過ごし頂ける、そんな良いループになればいいなぁと思います。

心と体の不調を癒す職業、セラピスト。
良い職業です。

余談ですが、無資格者なのにめちゃくちゃ施術がお上手な方もいらっしゃいます。
私は研修で身体がボロボロになることもあり、
ここ2年ほどは自身のメンテナンスの時は、国家資格保持者の方にしか体を触ってもらわないことにしています。

研修は練習なので、身体がめちゃくちゃ疲れてしまうのですが、なんとその日はいつも行く、鍼灸あん摩マッサージ院がお休み。
でもあまり動きたくないので、近所の中国マッサージを受けてみたところ、とってもお上手ですっかり疲れが取れました。
聞くと資格は一個も持ってない。とのこと。
でもすごく勉強されているとのことでした。
2年前にその方を受けたのですが、もうお辞めになっていました。

中卒で英語ペラペラ、学力、思考力、稼ぐ力がある方みたいで、めちゃくちゃかっこいいなぁと思いました。
やはり勉強大事です。

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