【FX研究所】テクニカル分析～⑤フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントは、フィボナッチ数列に基づいて、トレンドが転換したと仮定し、そのトレンドが一時的に反転する可能性のある価格レベルを特定することに使用します。

インジケーターのフィボナッチは、大抵の場合、上部メニューにあり「F」と書かかれています。

「F」というところをクリックして、チャート上でドラッグ＆ドロップすれば、フィボナッチ・リトレースメントが展開されます。

●使用するレベルの設定
0
23.6
38.2
61.8
100
161.8
200

フィボナッチ・リトレースメントは、ダウ理論が崩れてトレンド転換をし、ロールリバーサルしたところで使用します。

ロールリバーサルとは、レジスタンスラインまたはサポートラインをブレイクし、トレンドが逆転した後に、一旦ラインに戻ってくることを指します。

上記画像は、下降トレンド→レンジ相場→上昇トレンドに転換しています。

最後に安値を付けた高値（水色の矢印）に、レジスタンスラインを引きます。

レジスタンスラインを越えたら、上昇トレンドに転換したと判断します。

ちなみに、20MA（ピンク）もレジスタンスからサポートに変わっていますね！
これは、プラスの要素になるので強気で買いトレードが出来ます。

心配な方は、75MA（黒）も抜けてから買いを入れると、更に根拠が増して買いやすくなると思います。

ブレイクの起点になった安値を0、ロールリバーサルの起点になった高値を100としてフィボナッチを当てます。

ロールリバーサルは、61.8または38.2付近で狙います。
23.6を下回ったら、ロールリバーサルは狙わないようにします。

上記画像の場合、下降トレンドからの転換なので上昇トレンド（買い）を狙います。

買えるチャンスは3箇所です。
38.2、61.8、100

38.2と61.8は、ロールリバーサルを狙います。

100付近は一旦横ばいになり、その後さらにブレイクしていくことが多いです。

利確目標は、161.8です。

200まで到達することもありますが、到達しないことも多々あるので、確実に狙っていきたい方は、161.8で利確をして下さい。

フィボナッチは、最初は難しいと思いますので、コツを掴むまでチャートにフィボナッチを当ててみて下さいね♪

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