わからないってチャンスかも。
こんにちは、なこです。
卒制発表会も無事に終わり、今は就職活動のために新たな制作をしています。
卒制についても書きたいことはあるのですが、文章を考えるのに時間がかかりすぎるので…書けたら書きます(書かないやつ)。
さて、本題に入る前に少しだけ前置きを。
私には、デザイン勉強し始めてわりとすぐの頃から大好きなデザイナーさんがいるんですよ。参考集めをしていると、ビビッとくるサイトの制作者がいつも同じ方。この人のデザイン好きだ〜!と大ファンになってました。それが、しなやかデザインの藤原さんなのですが…
なんと、今その方のもとでインターンさせていただいています!
しなやかデザインでのインターンについては、また改めて記事を書きます(こっちは本当に書くぞっ)。藤原さんの素晴らしさを語り出したら止まらないので今回は割愛…。
今日は、インターンの時ふと感じたことについて書きます。
ただし!私はなにかと気にしすぎちゃう人種なので、せっかく読んでいただいても共感できないところが多いかと思います。お手柔らかにお願いします…(笑)
ある日藤原さんから、デザインの勉強法のひとつとしてこんなご提案が。「グラフィックデザイン(ポスターや本の装丁など)をWebサイトにしてみたら面白いんじゃないか?」具体的には、そういったデザインのビジュアルと情報をレイアウトしなおしてWebサイトのメインビジュアルを作ってみる、というもの。私は好きなデザインのテイストが偏りすぎていて「やさしげで落ち着いたもの」ばかり今まで参考にしていたんですよ。だから、奇抜で大胆なものも見たほうがいい、と。
でも、いざ取り組んでみると何が正解なのかわからない…。できあがったものに自信が持てませんでした。「時間あったのにこの出来?」と言われるのが怖かったです。(注: 私の被害妄想であり、藤原さんはそんなこと言いません笑)
今まで仕事などでこういう状況になると、そもそもやっていないフリをして隠していました。しかも「他のことで忙しかったので…」なんて言い訳をして。
でも、このままじゃ成長できない!思い切って「取り組んでみたものの、正解がわかりません。アドバイスください」と正直に打ち明けました…。そうしたら、意外にも作ったものを褒めていただけたんです。藤原さんのアドバイスにより道筋がはっきりとしたことで、さらに良いものを作ることもできました。
今まで「わからない=許されないこと」という意識が強すぎて、思考や行動がガチガチに固まっていました。けれど、こういう成功体験を何度も何度も繰り返すことで、呪いのように染みついた思考を正していけるのかもしれないですね…!
聞くことで相手ともコミュニケーションが取れるし、新しい知識も得られる!今まで(誰に対しても)ビビって「わかりません」と言えなかったのがもったいなく思えてきました。
なので、これからは積極的に聞いていきます。「あれ?わからないぞ…。成功体験のチャンス!」とか思っちゃうくらいにね。
(もちろん、自分で考えても調べてもわからなかった場合の話です!笑)
私の心持ちの話になってしまいましたが、勉強法ももちろんよかったです。手軽に引き出しを増やすことができるので、定期的に取り組みたいな~と思ってます!特に展覧会のポスターは情報や配色がすでに用意されているので最適でした。
ということで、新しい勉強法を覚えたり気持ちが少し楽になったりした日のおはなしでした。こんなくだらないことで悩んでる大人、私以外にいるのだろうか…(笑)