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「新梢ってどれ?」りんご農作業体験のワークショップを開催しました!
6月19日(土)にひろさきれんが倉庫美術館さん主催でりんご農作業体験ワークショップを実施しました。6月5日のトークイベントに引き続き、れんが倉庫美術館さんとの2度目のイベントでした。
告知だけして、まだトークイベントの振り返りができていなかったので、またの機会にしておきます。
さて、ワークショップでは大きく2つのことを実施しました。「摘果」と「袋かけ」です。
「摘果」(てきか)とは、りんごの実を間引く作業のこと。日本でりんごを作る際は、約8割の実を落とします。「8割!?」と、最初は本当に驚きました。他の地域ではあまり採用されていない栽培方法ではありますが、ちゃんと意味があります。主にこの3つかなと思います。
①りんごのサイズや質をコントロールする
②隔年結果を防ぐ(毎年安定した収量を上げる)
③病気をいち早く見つける
「摘果」を行う際、大事なのが「新梢」(今年の春から伸びた枝)と呼ばれる枝です。「去年伸びた枝」(2年枝)についた実を落とす作業が大事になってくるのですが、最初は見分けがつかないのです。大変だー。
「こうやるんですよー」と説明する永井。なかなかうまく伝えることができず、反省。
次に「袋かけ」です。「袋かけ」は元々、物理的な被害(虫など)からりんごを守るために始まったものです。以下2点のメリットがありますが、作業そのものはなかなか大変なので、袋をかける「有袋栽培」の割合は年々減少傾向にあります。
①貯蔵性が高まる
②綺麗な色がつく
この青色のものが袋です。二重になっていて、雨に濡れてもぐしゃぐしゃにならないように油で水をはじくようになっている優れものです。
最後の挨拶をする永井。全身真っ黒。暑そう笑
弘前れんが倉庫美術館のSNSでも、当日の様子をご紹介いただきました。
本日、弘前でりんご園を営む永井温子さんの農園「KIJIMARU APPLE」を訪れ、りんご農作業体験のワークショップを開催!永井さんにレクチャーいただき、実すぐりと袋かけの作業を行いました。私たちの手元においしいりんごが届くまで、農家の皆さんの日々の作業についてあらためて知る機会になりました。 pic.twitter.com/hylx29HfLJ
— 弘前れんが倉庫美術館(公式) Hirosaki MOCA (@hirosaki_moca) June 19, 2021
今回のような「りんご畑そのものを楽しむ」体験を、いろんな人にお届けできるよう引き続き活動していきたいと思います!
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さて、6月上旬から久しぶりの記事となりました。少々体を壊してしまってました。自分にとって無理なく継続できる形を模索しながらやっていきたいです。
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体を大切にするべく、暑い畑では毎日2L以上の水分を飲んでいます。水分しっかり摂るの、本当に大切ですね〜。
愛用しているのはこちらの商品。約2Lを毎日毎日消費する自分が恐ろしくなります。頑丈なので、作業しているりんごの木の下に直置きして使っています。手入れも簡単なのでおすすめですよ〜。