射手座(主)✖️蟹座(副)

ドデカテモリーについて書いてみようと思う。

ドデカテモリーとは、1つのサインを12分割して12サインを割り当てたものである。12分割なので、2.5度ずつ区切っていくので、例えば牡羊座の0〜2.49°は牡羊座、2.5〜3°は牡牛座となる。牡牛座の0〜2.49°は牡牛座、2.5〜3°は双子座となる。

ドデカテモリーを使うと、各天体には2つのサインが含まれることになる。双子座10°に太陽がある場合は、太陽はメインのサインである双子座とドデカテモリーの天秤座の両方の性格を持つ。

捉え方としては、メインのサインを主な性格として、ドデカテモリーのサインを副次的な要素として考えてみると分かりやすいかもしれない。

そこで、具体的にどんな感じで考えてみれば良いのかやってみようと思う。ここまでドデカテモリーの説明をしていたが、私は初心者なので正しい読み方が出来ているかは分からない。

◆射手座(主)×蟹座(副)

今回は、射手座17.5°〜19.9°に天体がある場合について考えてみる。この場合、ドデカテモリーは蟹座である。

まず射手座単体について考えてみる。射手座は柔軟の火のサインなので、周囲との関わりの中で(柔軟)、情熱や意欲、精神性(火)を高めるサインである。広く交流することで高めていくので、求める精神性が他のサインよりも壮大なものになり、結果、哲学や思想性、宗教などに縁があるのだと思う。

次に蟹座について考えてみる。蟹座は活動の水のサインなので、集団の一員として生きていくため(水)、感情を生み出す(活動)サインである。感情を持つことにより周囲の人と上手く関わりながら生きていくことが出来る。優秀な人ではなく好かれる人を目指すサイン。集団内の潤滑油となり、優秀な人と同じように大切な役割だと思う。

最後に、2つのサインを掛け合わさせてみる。射手座要素に蟹座を加えるとどうなるのか。射手座は基本的に自己の精神性を高めていくことに注目している。目指している所がとても高く、そこを目指して一直線に進んでいく性質があるが、周囲の人も一緒に引っ張っていこうという要素は少ないと思う。つまり、周囲は置いてけぼりになる可能性が高いのだ。そうなると社会で生きにくくなってしまう。どうしても人は誰かと関わって生きていかなければならないのだから。しかし、そこに集団を意識する蟹座要素が入る事によって、自己を高めつつも、周りに配慮した行動が出来るような人になる。世間一般のレベルに合わせた情報の提供が出来る。

上に伸びていこうとする射手座の足を引っ張るような要素もあるので、少し対立が生じて自分の中で葛藤が発生しやすい度数なのかもしれない。

しかし、上手く消化出来れば、上を目指しつつ周囲の精神性レベルも上げていくことが出来るのではないだろうか。身近な法皇みたいに、距離が近くて分かりやすい説法してあげられるような人になれば、自然とその人の周囲にいる人間性が上がっていく。というような。そして自分は更に自己を高めるためより上を目指していく。そんなことが出来るのかもしれない。

射手座(主)×蟹座(副)=身近な法皇

ここまでつらつら書いてきたが、射手座(主)×蟹座(副)は「身近な法皇」という解釈がピッタリきた。少なくとも今は。

考えてみたら結構楽しかったので、いつか他のサインでも考えてみたい。


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