水瓶座16度~20度あたり(山羊座っぽい?視点で)

グランドクロスで移動しよう、という事で固定宮20度のサビアン辺りについて色々こねくり回して遊んでいましたが、みずがめ座についてはどうも難しい。特に16度から20度の展開が、何故そうなった?と思う部分が多いんですよ。今まで水瓶座についてあまり意識してこなかったから馴染みがないって事なんですかね?

そんな訳でここ最近は水瓶座16度から20度辺りについて考えてたので記事にまとめてみようと思います。(実はまとまっていない箇所もあるけど、書くうちにまとまるんじゃないかという期待もあり😁)

水瓶座16度:机に座っている偉大なビジネスマン

16度は対抗サインの影響が入ってくる場所で、獅子座が水瓶座の姿勢を崩しにくるポイントです。この獅子座は水瓶座に影響与える獅子座なので2周目以降の獅子座だと思うのですけど、1周目の牡羊座を1番目とした場合に2周目の獅子座は17番目ということになります。

タロットでは17は星のカードであり、恒星から降りてきて星の影響を地上の水に流し込みます。それを踏まえると、水瓶座16度では恒星の想いを携えた獅子座がやってきたということになります。

水瓶座はそんな獅子座を無視できないんですよね。だって崇高な思想を掲げていて、自分が考えていた理想よりも上位のものに感じるから。獅子座の掲げるビジョンは壮大であり、是非ともそれを実現したい水瓶座はあれこれと机の前に座って策を練っているのです。

水瓶座は均衡を好みますが、この度数で均衡は崩れます。個人的なイメージとしては、真っ平な土地に急にポツンと大きな山🏔️が出来た感じ。今まで水瓶座が一生懸命に均してきた土地に、星からやってきた獅子座のビジョンによってボコン、と一か所が飛び出てしまったのです。すると、その土地に住んでいた人は「何だ、この山はー!」と文句を言い始めます。それが17度の始まりです。

水瓶座17度:ガードをしている番犬

17度では水瓶座の姿勢が少し優勢となり、急に出来た山の対処方法について考え始めます。「このお山をどうやって均そうか?」

平らな部分と山の部分を均すには、平均値を取ることが大切。その平均値から飛び出た山の部分を平ら部分に移していけば全体的に平ら土地になる。ただ、均す前よりも少し高さのある土地になっていますけど。

この平均値は番犬が示しているとも言えるかもしれません。ガードしている番犬によって境界線が作られていますが、その境界線が平均値で引かれている、と考えてみます。平均値より上に行っても吠えるし、下にいっても吠えます。水瓶座は均衡を守るために平均から離れたものに対して厳しく取り締まっているのかもしれませんね。

・・・今思いましたけど、この解釈には山羊座っぽい要素も含まれている気がします。山とか土地とか山羊座じゃないか(笑) 天王星が山羊座にあるからその影響を受けているのかな。まあ、今のところこの解釈が個人的に一番しっくり来るのでこのまま進めますね。水瓶座は風とか嗅覚なので、山を「匂い」に換えて考えてみてもいいかもですね。無臭なのに獅子座の所だけ「臭う」とか。だから犬が吠える、とか。

水瓶座18度:仮面が剥がされた男

17度で平均値を出したので、18度ではそれを超える山の部分は崩します。水瓶座は風なので山を切り刻む、もしくは風食する感じでしょうか。

一般に、風食過程は、
1.土粒子の分散
2.土粒子の運搬
3.土粒子の堆積
という三つの段階にわけられる。最初の二段階は、風の動的エネルギーによる土粒子の移動であり、最後の段階は、風力エネルギーの低下によっておこる。

風食 - Wikipedea

風食過程では1番目に分散があるそうですが、分散するというのはつまり分解するということであり、山の正体を細かく分解して明らかにするということに繋がる思います。山の状態だと大きな得体の知れない存在ですが、分解するとただの土粒子の集まりだった、みたいな。この土粒子は人間でいうと思想や性格であり、山の状態では素性の知れない秘密の塊であったけれど、分解するとどんな人間なのか明らかになってしまう、というような。これが「仮面が剥がされた」という表現になっているのかなと思います。で、均等に運搬して堆積させて土地を均しましたよ、というイメージです。

18度では分散という「仮面を剥がす」行為がメインテーマだと思うのですが、その分解したものというのは獅子座のビジョンが詰まった山であり、星からの意図を読み取るためにも仮面剥がしは必要な行為なのだろうと思います。この18度になるまでは、自分のもとに降りてきたビジョンというのは「なんかすごいけど、よく分からない」ものだったと思うんですよ。でも18度で分解することで正体が分かり、かつそれを均等に広める事が出来るようになる、という感じ。

秘密を暴く、暴かれる度数だと言われているようですが、それは正体を明らかにさせたいから、そしてそれを全体に均したいから故だと思います。

水瓶座19度:消しとめられた山火事

18度で分散、運搬、堆積を覚えたら、今度はこの分散、運搬、堆積を定着化させようとします。一回分散すれば終わりじゃないの?とは思ってしまいますが、恐らく一回の分散では不十分なのでしょう。

せっかく均しても違うところでまた山が発生してしまう。山が発生してしまったということは自分の運搬方法、堆積方法に問題があったということ。そこで自分にまだ不完全な部分があることに気付きます。だから、またその山を分散して秘密を暴いて自分に足りなかったところは何なのか、を分析し始めます。秘密が明らかになればそれを運搬、堆積させますが、恐らくまた山が出来ます。そしたらまた分散をして・・・の繰り返しになるのではないかと思います。

これって人間なら誰にでもある「癖」を修正する作業のようにも見えますね。山があるところに私という個人の癖がある。外界で起きる問題事は私の内面の癖の表れであり、そこに真正面から向き合うことで自分の癖を修正していきます。

・・・うーん、苦しそう。目の前に問題があるということは、自分の中に問題があるということを突き付けられるということですからね。「お前は間違っている!!」と常に言われ続けながらも冷静に対処するという感じ。そりゃ大人になるわ。

水瓶座20度:大きな白い鳩、メッセージの担い手

19度では外を見つめて内面を正すということをしてきました。これを繰り返していると、これまで頑張って均してきた土地には16度でやってきた獅子座ビジョンが平均的に全体に広がっていることになります。一か所に強力な獅子座がいる訳ではなく、均等に皆が触れることの出来る形でビジョンが均されています。

そうなると、どこを歩いても実現しようと思っていたビジョンがあることに気付きます。この手前度数でビジョンを全体的に均す作業をずっとしてましたからね。常にその土地全体に自分の手を伸ばしている状態なので、つまりアンテナがずっと立っているということですし、ビジョンに繋がるメッセージはそこかしこから受け取ることが可能になるのだと思います。これが20度の安定性・・・ということになるのかな?

とすると、反対サインの獅子座20度は踊る事で常に興奮出来るという楽しそうなことしてますけど、水瓶座20度って常に自分を追い詰めてませんか?生きていくうえで自分の心にこもるのって良い息抜きになるじゃないですか。頑張る時も必要だと思いますが、内側で遊ぶ時間も必要だと思うんですよ。でも水瓶座20度では常に全体に意識を広げ、問題があればそれは自分へのメッセージだということで真剣に取り組むことになり、休む間がないですよね。常にメッセージを受け取るから。

うん、水瓶座ってすごいな・・・。普遍性を求めるサインですが、固定サインって維持することが得意というだけあって、普遍性を維持するために自分を律するというのは常に意識出来ることなのかもしれませんね・・・。

水瓶座21度~25度

20度で常にアンテナ張って対処するようになりましたが、21度あたりから内面を再教育しないと対処し続けられないことに気付きます。やっぱり反発があるんですね。だって私たちは人間でありロボットではないですからね。いくら崇高なる目的のためだと言えど、心や身体は悲鳴を上げます。思考くらいですかね、付いて行けるのは。

21度~25度を経て、身体、感情、思考をコントロールする方法を身に付けます。これで外界の問題を常に対処し続けることも可能になりますね。

おわりに

水瓶座の20度について理解深めるために、20度前後について考えました。私の中で結構考えがまとまったので嬉しいですね。水瓶座に天体を持っていないからだと思いますが、馴染みが無いしあまり考えた事のないサインだったんですよね。今回考えてみると想像以上に視野の広い大人なサインでした。ステキ✨

これでグランドクロスも身近な事物に落とし込める気がします。水瓶座で苦戦してたのでね・・・きっと行けるはず・・・。やりがいがあって楽しいですね。

それではまた!



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