伝えるを体現する
どうも、三村直輝ことなっきーです。
北海道十勝・浦幌町の廃校=トコムロラボ(以下ラボ)でカフェをしたり、ラボの運営をしたりしています。
日本人ってなんか空気を読むとか、阿吽の呼吸とかストレートに言わないようなことが美徳のような価値観を感じることがあります。
そんなこと言いながらも、僕自身あることが起こったことに対して、すぐに反応できないことが多いです。反応というか、気づくことはたくさんあるけど果たしてこれをこの場で言っていいものなのか、相手はどう思うのかなど、いろいろ考えた結果言わないことが多いと言った方がニュアンスが近いかもしれません。たぶん空気を壊すのが嫌いで、嫌われたくない性分なんです。できるだけ穏やかでいたい。
まあそれはそれで発散することもないまま、相手にも伝わらないまま日々が過ぎていくので、ある一定数を超えると、もう言わないとダメだな、というときがあります。
伝えないと伝わらない
当たり前のことですが、伝えないと相手には伝わりません。なんとなくそう促しているつもりだけど、相手はどう捉えているか、なんとも思っていないかもしれないし、全く別な捉え方をしているかもしれないし、伝えないと伝わっているかどうかもわからない、曖昧で無意味なやりとりにすぎないこともあるでしょう。
ただ、伝えることって難しいなとつくづく思うわけです。気にしすぎなとこともありますが、相手は言われたことに対してどう思うだろうか、嫌われていると思うだろうか、モチベーションを下げてしまったらどうしようかなどなど。
と、思っていることも正直に全部伝えようと決めて伝えてみました。本当は言いたくないけど、やっぱり気になるから言わせてほしい、と。嫌っているわけではないと。むしろ今後のコミュニケーションを円滑に進めていくためにも必要な時間であるということを理解してほしいと。
相手の方もいきなり言われて、言葉にするのが苦手な方であり、挙げ句の果てには泣かせてしまった。
この涙はなんの涙なんだろうか、と。嬉しさなのか、寂しさなのか、悔しさなのか、怒りなのか。ただ自分でも思っていたところもあったよう。
精神的にもいっぱいいっぱいだった、と。そんな風には見えなかったし、見ようともしていなかったのかもしれない。
少しでも抱えていることを吐き出せる環境を作りたいと強く思う1日だった。涙が見れたただけでも大きな一歩なのかもしれない。
以上、三村直輝ことなっきーでした。