アイディアをカタチに
どうも、三村直輝ことなっきーです。
北海道十勝・浦幌町の廃校=トコムロラボ(以下ラボ)でカフェをしたり、ラボの運営をしたりしています。
常室ラボ担当地域おこし協力隊として、3年間で満期を終えた方に送ったプレゼント。
旧教室の床材を使用したプレートに写真の陰影を彫り、メッセージを添えました。
なぜこの写真か。
カフェテーブルには教室の床材を使っているのですが、床材を剥ぎ、床材の裏面を使用するために付着しているコンクリートを手作業で取り除く。その際使うのはシンナー。約500枚の床材のコンクリートとり続ける。ひたすら毎日。もうやりたくないですね。笑
でも、そのおかげでかけがえのないものが作れました。
ここでしか使えない、ここで使うから価値がある。
ひたすらにラボの立ち上げから手伝ってくれた方。もちろん床材も。
そして、3年間卒業ということで床材をベースにした記念品を送ろうと。
初心を忘れずという思いと、辛くなったらこの時のことを思い出して乗り越えてほしいという思いと。
単純に床材を4枚貼り合わせて、鍋敷きにして、当時の写真の裏にでもメッセージを書こうかな、と思っていると家具デザイナーさんとラボに併設する木材加工会社バトンプラスさんのご協力により、写真とメッセージを彫ろうという面白い展開に。
その日に、その場で、その時のアイディアでカタチになる。こんな面白いことがあるのだろうか。いやあったのである。
居合わせる人、環境、資源に感謝しかないですね。
おめでとう。そして、ありがとう。
以上、三村直輝ことなっきーでした。