【世界のビジネスアイデア】波力発電で電気自動車を充電
今や電気自動車は、見ない日はないくらい普及していますが、充電する際の電力が、どのように調達されているでしょうか?日本だと、火力、水力、原子力、太陽光、風力、などがあるのだと思いますが、実は波を利用した発電、波力発電もあるって知っていましたか?
スコットランドのシェットランド島では、島を囲む海中のタービンから発電された電気を使ったEV充電所があります。
エジンバラの企業、Nova Innovationは、2016年に世界初の波力発電装置を設置し、ショットランド島内の家庭や企業への電力供給を始めました。
波力発電のメリット
波のパターンは、予測可能なので、風力や太陽光よりも安定した供給源になり得る。
海底に設置されるものなので、人間が居住するスペースを取らない。
波力発電のデメリット
需要を満たす電力量が供給できない
海中生物への影響(タービンに巻き込まれたり、装置にぶつかったり等)
どうやら、波力発電はコスト採算が合わなかったり、電力供給量がまだまだの部分があったりするようですが、このアイデアのコンセプトは、作物の地産地消に似ています。その土地で活用できるもので需要供給を補っていく。これ、日本でもできることありそうですよね。
【ちょっと脱線&ひと工夫】
波力発電は、海に囲まれた日本であれば、やりたい放題のように思います。技術が進み、コストをかけずに電力供給ができるようになれば、多大な恩恵があります。漁業で底引き網漁をしたりするとどうなのかな、などの懸念もありますが、場所はうまく住み分けをすれば漁業とも共存できそうです。
地産地消の考えは、火山国である土地柄を利用した地熱発電とか、もうやっているはずです。
固有の地形や自然を利用した発電は、もちろん利用して国民に恩恵をフィードバックする、それ以外にあるでしょうか?
自分の運動を電力に転換しよう
個人的な思い出なのですが、子供の頃の自転車が、車輪の摩擦を使ってライトが点く仕組みになっていました。電力供給は、自分の足でこぐこと、だったんです。
で、これを応用できないかな、と考えたら、
スポーツジムって、全国にコンビニのように乱立してますし、そこでランニングや自転車のマシンを使っている人も日々ごまんといます。その人たちの運動量を電力に転換したら、結構な電力量が生まれているんじゃないかと思ったりするのです。ランニングマシンのベルトコンベア、サイクリングのペダルの回転、を電力に変える技術ってあるのでしょうか?
普段自分が動いてること自体が発電になれば、究極の地産地消だと思うんですけどね。そうすれば、自発的に運動する人が増えて、その結果健康になり、医療費削減にも繋がりますよ!
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