泣き虫だから瞳が綺麗

Ucchari Akikoです! 初めに塗りたい色!を手に取り、何も考えずに、時には描きたいものを描く。塗る。気持ちが動き出して、言葉が浮かんで来て、やがて絵が意味を持ち始める。眉間に皺寄せたり涙流したりニヤニヤしながら目を見開いて、塗り潰してくことに夢中になりました。

泣き虫だから瞳が綺麗

Ucchari Akikoです! 初めに塗りたい色!を手に取り、何も考えずに、時には描きたいものを描く。塗る。気持ちが動き出して、言葉が浮かんで来て、やがて絵が意味を持ち始める。眉間に皺寄せたり涙流したりニヤニヤしながら目を見開いて、塗り潰してくことに夢中になりました。

最近の記事

ほぐれて

忘れていたことがありました エネルギーを出して表現すること からっぽになって帰ること それが仕事だったのかな 嫌だ嫌だ 嫌だ 嫌だ 優しい人とだけいたら 傷付くのがもっと怖くなりました 言われ続けていても怖い続けるんだけど 自分を好きになれる瞬間もたまには訪れて 疲れることしんどいこと 嫌だ嫌だ 嫌だ 嫌だ 穏やかになって どうやら静かな湖になってしまった でも今 心が少し ドキドキしている

    • しあわせな雨

      台風の日は安心する 風が強すぎる 湿度が高すぎる 皆窓を閉め切ってる 大丈夫である必要はない ある日、 大好きな人と夜空を見上げていて、 光る列車を見ました。 四角いオレンジの光が何両にも連なっていて、右のほうに上がっていった。 それから、別の朝には、金のヘビを見ました。金のカマキリの抜け殻も。 犬やカマキリと目が合う様になりました。 これはだいぶ進化です。 わたしの中にいつもある感情は 切ないみたいなもの いつか死ぬことに関係しているんだろうか 今ここにある生きた身体

      • 『詩』タオルに蛹

        ここには居たくない たくさんの人の呟きが 沈んだ沼 時々浮かんできては弾け 空中に溶け合う ずっとここにいたら お前もこんな姿になるぞ 満たされた気配でカエルが鳴く 見えないのに、居て ジーッと世界を見つめている 変な声 雨粒と混じり合う 大音量のテレビも 沼の中に消えた 台風が来るぞ

        • 『詩』飛ぶ

          このままここで動かずにいて良いだろうか 太陽が熱い 目を細めている自分は、 今何を見ていたんだろう 照らしてくれ 焼いてくれ 名残を消してくれ 熱っていく景色の中 身体の穴全部から呼吸をしたら 全ての感覚が開いてふわっと軽くなった 気付くと 冷たい空に浮かんでいた

          『詩』適温

          悲鳴が聞こえたと思って、目が覚めた そうかここは遠い島で 君は変なニワトリか 卵産んでるのかな? ポトっ ポトっ 雨が降り出した 蘇轍が濃い緑 いつどこにいても 夢見ているあいだはあっちの世界 こっちに戻ったここが、この島でよかったな 誰も叫んではない 色んな鳥が、忙しく朝の挨拶してる

          『詩』春という人

          人の波 声の波 太陽 風 散る花びら 皆が集まる、笑う、場所を作る桜は凄い それは短い間だけど 普段はじっと、どしっとして 静かに 皆に楽しみにされている また春が来ることに希望を与えている そんな人がいるかな 一年中、ほとんど咲いてはいないけど ある日急に花開いて 惜しげもなく開き切って 淡いピンクで そして散るんだけど、また会えるから 悲しくはない そんな人

          宇宙人

          人間お疲れ様 ちょっとやってみるわと言って あなたは旅立った あなたのことだもの、必死にやったんだ ひとつでも多くの感情を手に入れようと 頭空っぽになってしまいそうな いつもの温かい色が 寒そうに薄くなって凍えていた日も 諦めなかったんだ 人の心、感じ続けた 誰かや、私の背中、押し続けた だから 気付けた これから新たな世界が始まるんだね あなたの持ってる宇宙がどんどん広がっていく もう始まってる 何になって行こうか 一緒に

          祈った 祈った 暗いところで ひとりで 青く澄んだまま 光って じっと待っていた 祈った 祈った そしてとうとう あ、ここじゃなかったんだと気付いた天使は 「また会う日まで」と飛んで行った ごめんね 祈りしか知らない少女は まだ青く光る場所で 強くなろうと決めた

          歌手

          ブルーのドレスが 似合ってる 夜空に輝く星にだって負けない 私は自分に自身を持ってる 私はわたしが好き 皆が私を待ってる いつかスポットライト浴びて歌う きっと うまくいく きっと うまくいく

          好きな場所

          よく1人でここへ来るよ いちおう 頂上   おにぎり 食べたり    空の色見たり はっぱ見たりしてる いつまでもいれるかんじ    石があったかくて     ねむたくなってくるし あ、そういえば この前 帰り道で         カマキリの抜け殻みつけた   幸運のしるしらしいけど   僕の日常はいたって変わらないよ             何が起きたら              幸運なんだろう あぁ今日も 楽しいな キレイな夕日 そろそろ 帰らなきゃ

          女優

          新しい気持ちを発見するのよね この美しい目で 夜が恐いわ どんどん闇が降ってくるわ 明日も1日歳を取るのね 今すぐ会わなくちゃ 言わなきゃ 誰に? 何を? 細い指 マネキンみたい 私生きてる?まだ生きてるわよね? あぁ恐いわ この現実に戻る瞬間が ゾッとするのよね 鏡なんか見るんじゃなかったわ こんな時間に

          誕生日

          バツだらけの世の中で こんな美しい下仁田ねぎが産まれた 生きることを見た 光輝くねぎを 握った 強く握った 力が湧いてきた ガチガチの岩みたいな心突き破って 私もニョキッと 産まれよう

          裸眼

          今日は一度も世界を見てなかった 焦点が目の前のフライパンの中のカレーに合って、やっと気付いた 時は金なり浪費癖の お恥ずかしながらアマチュア放屁師 ブラジルから来た観葉植物の葉っぱが1枚、腐った様なピンクと黄色 綺麗なのに、悲しいな そんなことはよくある事、そんな人も沢山いる街 ワニのベンチの置き場は、まだ決まらない 何でもある 何でも選べる こんな歌を作った人は凄いな こんな物語よく書けるな よく喋るな だどもおらは屁が止まらない そんで涙が止まらない 玉ねぎの時間差攻

          日々再生

          2年前 あの時は ここにいること 血が流れていて 心と繋がってること すぐに何でも出来ること 思いだして どうにか忘れたくなくて この手を見つめた 見つめた 久しぶりに まじまじと見るそれは つるっときれいで 何事もなかったかのように なんか生命線伸びてない? とか言って呑気な顔をしてる 拍子抜け バラバラになる不安はない これが誰の手であってもいい 毎日生まれ変わるから

          化石

          地べたに寝転ぶと カラスが海を飛んでいた こちらが空か はたまた空白か 感じる風は 確かにここにあるもの 乖離しないで 人の言葉を喋れたら 穏やかに誰かになれたら この笑顔は 真実になる 繰り返す残像は 過ぎ去った選択 それが全てだとしたら 太陽が暖かいというだけで訪れる 幸せが 重い羽を溶かす時 フワッと軽々と 生まれ出る

          素敵なものを持って帰るよ

          食べっぱなし 脱ぎっぱなし 付けっぱなし 後ろを見ない あの人は 前だけ見て ぷりぷりぶらぶら 歩いてく 勿体ない不機嫌 勿体ない卑屈 勿体ない頬垂れ下がり 嫌いだった 勿体ないという言葉 すんなり入ってきた あの日から 機嫌良く居る練習 物を大事に扱う練習 自分を大事に扱う練習 今日もあの人は 戦場の中で 怒って 笑ってる うきうきひやひや 何かを抱えて 帰ってくる

          素敵なものを持って帰るよ