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①《デグー》オドントーマ(仮性歯牙腫) 鼻骨円鋸術 まえがき

デグーのオドントーマ、鼻骨円鋸術について
当時調べてもほぼ出ず不安に苛まれたので少しでも誰かのお役に立てればという思いで記載しております。
2024/02/14現在は結果的に手術を終えて滑車で走ったり鳴けるようになったりと元気です

⚠️個体によって違う事はもちろん、必ず同じようになるとは言えませんのでご了承ください。

⚫︎デグーのオドントーマについて
齧歯類であるデグーは生涯歯が伸び続けます。
通常口腔内側に伸びるのですが、鼻腔側に伸びたり、骨組織が出来てしまい鼻腔を圧迫・刺激する為、鼻呼吸がしずらい若しく鼻腔気道を閉じてしまい鼻呼吸が出来なくなるようです。(上顎臼歯) 

口呼吸の問題としては
基本的にヒト以外の動物は鼻呼吸であり、口呼吸だとお腹にガスが溜まり食欲不振や鬱滞につながるのでよくありません。
デグー等の草食動物は常に胃腸を動かしておかないといけないので、食事が摂れない という事は死に直結するようです。

普段から大事な事
今回私が感じた大事な事が何点かあります。
①日頃から体重を測り記録しておく
②デグー等のエキゾチックアニマルはしっかりと見てくれる病院が本当に少ない為、口コミなどを見て緊急の場合焦らないように経路・交通手段を予め調べておく
③普段から写真や動画を撮っておく(鼻の動き方や、普段の様子)
④普段からよく触れ合い、小さくても変だと思った際には動画や写真に収め直ぐに病院へ連れていく
特に、①と③について違和感を覚えた際に普段との様子、体重と比較が出来るので大変助かります 体重が減っているという事は病院へ行く目安にもなります。
いざ病院に行って 大丈夫ですよ!と言われてしまっても 普段はこうなんです。と見せる事によってお医者さんにも伝わりやすく、早期発見に繋がると感じました。

体重に関しては週一で測っていたのですが、仕事などで忙しく測れていない期間がありその間がどうだったのかわからずとても後悔しました。
飼い主である自分でないと普段との違いがわかりませんし、それによって大きな病気になる前の小さな変化がわかりますので デグーちゃんが救われる可能性はグッと上がると思いました。

次からは一番最初の異変について書いていこうと思います!

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