よくわからないものを観て

よくわからないものを観て、というか
とてつもなくつまらない芝居を観てしまい
あまりの動揺に一人酒を飲みに吉祥寺いせやに来てしまった。

昨日は絶賛されている映画を、大変大きな期待を持って観に行き、これまた「そんな傑作か?これは」と動揺してしまっている。

人が絶賛したり、命を燃やしながら作っている(燃やさずに作るものはもちろんあるはずだけど、きっと今日の芝居だって片手間にはできないはずで沢山のスタッフやキャストの苦労の上にあるに違いないけれど)ものが、よくわからないと動揺する。「ワンピース」を絶賛する価値観も俺にはずっとずっとわからなくて、「ワンピース」を思い出すと動揺する。「とにかくチョッパーが出てくるまで読め」と言われて頑張って読んだけど、やっぱり良さがわからなくて苦しい。

人の感性や感覚など、人それぞれだし、それを知ることも映画や芝居を観る意義なのである、という考えも当然持ち合わせているんだけど、生きていく上で映画や芝居なんてなくても全く困らない人たちもかなりの数いて、その人たちよりは幾分か身近である人たちと、こんな風にズレるのは気持ちが落ち着かないというか寂しい。

そんな時のためにも、ハイボールはあるのかもしれない。し、ハイボールや焼き鳥は変わらず美味しくて安心した。

あー、心底面白いものが観たいなぁ。


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