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初回ヒアリング、この5つだけ聞けばいい

「初回ヒアリングって
 何を聞いたらいいですか?」

このようにお悩みの方のために、
とりあえずこの5つは
確認したほうがいいのでは?🤔

というチェック項目をご用意しました。

クライアントワークをしている方、
何か商品サービスを販売している方、
スクールやコミュニティの運営者、などなど。

様々な業種で使えるフレームワークなので、
ぜひ参考にしてもらえたら幸いです。

それでは早速見ていきましょう。

まずは、次のイメージ図を確認してみてください↓

WHY BRANDING

それぞれ、1〜5に入る言葉を考えてみましょう。

Thinking time…

どうでしょう?
穴埋めできましたか?

それでは答え合わせです↓

WHY BRANDING

1:悩み
2:思い込み
3:理想の未来
4:商品
5:商品の無い未来

これが、
初回ヒアリングで確認した方が
いい5つのチェック項目です。

それぞれ解説していきますね。

まずは、1:悩みから。

これは、そのままの意味ですね。

お客様やクライアントさんが
現在悩んでいることです。

ここでいう悩みとは、
潜在的な悩みやインサイトというより、
お客様の口から出てくる悩みです。

顕在化している悩みなので、
顕在ニーズとも言います。
(その逆は、潜在ニーズやインサイトと言います)

まずは、ここから確認しましょう。

今回は、
「WEBライターになりたいけど、
 何から始めたら良いのかわからない。」

という悩みで設定してみました↓

1:悩み
→WEBライターになりたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

2:思い込み
3:理想の未来
4:商品
5:商品の無い未来

次に確認するのは、2:思い込みです。

お客様は、
悩みを解消するために
いろいろと解決策を模索しています。

ネットで調べたり、
何か商品を買ってみたり、
知り合いに聞いてみたり、

何かしらを試していますが、
すべてうまく行っていない状態なので、
専門家のあなたへ相談にきています。

つまり、間違った解決策を
思い込んでいる状態なんです。

そこで、プロであるあなたの出番…!

お客様の思い込みを優しく指摘して、
もっと効率よく解決する方法をご案内する。
つまり、あなたの商品をご案内する。

最終的にはこのような
流れになるということですね。
→ここは後ほどまた解説します

ここでは、
「独学でとりあえず本やYouTubeでSEOライティングの勉強している。」
を思い込みとして設定してみました↓

1:悩み
→WEBライターになりたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

2:思い込み
→独学でとりあえず本やYouTubeでSEOライティングの勉強している。

3:理想の未来
4:商品
5:商品の無い未来

なぜこれが思い込みになるのか?

それは、
独学で誰からもフィードバックを
受けない状態で進めても、
成功するまでにあまりにも時間がかかるからです。

思い込みのパートでは、
あなたのお客様やクライアントさんが
納得できる解説を用意しておきましょう。

そして次に確認するのが、3:理想の未来です。

そもそも、
お客様やクライアントさんは、
どんな理想の状態を目指しているのか。

ここは必ず確認しておきましょう。

今回は理想の未来を、
「年商1000万円を稼いで脱サラしたい」
という設定にしてみました↓

1:悩み
→WEBライターになりたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

2:思い込み
→とりあえず本やYouTubeでSEOライティングの勉強している。

3:理想の未来
→年商1000万円を稼いで脱サラしたい

4:商品
5:商品の無い未来

なぜ理想の未来を確認する必要があるのか?

それは、
ここでもお客様の間違った解決策を
思い込んでいることを指摘するためです。

今回のクライアントさんは、
年商1000万円を稼ぎたいという理想の未来に対して、
SEOライティングの勉強をしていました。

年商1000万なので、
12ヶ月で割り算すると
月商ベースで84万円ほど必要になります。

ですがSEOライターの単価は、
頑張ってもせいぜい1文字2円程度。

1文字2円とは、
1記事1万文字の案件でようやく2万円の稼ぎ。

つまり、月商84万を稼ぐなら、
1万文字を42記事も執筆する必要があるのです。

とてもじゃないですけど、キツすぎます…💦

仮に達成できても、
ずっとその働き方続けられるの?
という話にもなりますよね。

1〜3のパートで、
しっかりとクライアントさんの
間違った思い込みに対して、
根拠のある説明ができるように
しっかりと準備しておきましょう。

次に確認することは、4:商品です。

ここは確認というか、こんな商品あるよ!
という提示ですね。

つまり、あなたの商品の存在を紹介するということ。

今回は、セールスライター養成講座という
架空の商品を用意してみました↓

1:悩み
→WEBライターになりたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

2:思い込み
→とりあえず本やYouTubeで勉強している。

3:理想の未来
→年商1000万円を稼いで脱サラしたい

4:商品
→セールスライター養成講座

5:商品の無い未来

あともう一つ、
この段階で確認することがあります。

それは、
お客様やクライアントさんが
検討している競合商品です。

あなたの商品と競合商品の違いや、
メリット・デメリットを
しっかりと説明できるように準備しておきましょう。

注意点としては、
デメリットを隠さずにしっかりと説明することです。

誠実さは信頼に繋がります。

デメリットはしっかりと説明した上で、
その代わりにこんなメリットもあるよ!という
説明ができるように準備しておいてくださいね。

そして最後のチェック項目は、
5:商品の無い未来です。

今回は、
「低単価のWEBライターのまま」
という設定にしてみました↓

1:悩み
→WEBライターになりたいけど、何から始めたら良いのかわからない。

2:思い込み
→とりあえず本やYouTubeで勉強している。

3:理想の未来
→年商1000万円を稼いで脱サラしたい

4:商品
→セールスライター養成講座

5:商品の無い未来
→低単価のWEBライターのまま

3:理想の未来のパートでも
ご紹介しましたが、
SEOライターはどれだけ頑張っても
低単価のライターから抜け出すのは難しいです。

年商1000万を目指すなら、
自分でSEOメディアを運営して
コンテンツビジネスを展開するか、
高単価なオリジナルサービスを販売するしか
恐らく解決策は無いでしょう。

その事実を、
お客様に気付いてもらうことが
最後のチェック項目で重要なポイントになります。

ここまで1〜5をしっかりと確認し、
また説明ができるようになれば、
自然とあなたの商品を「欲しい」となるはずです。

途中でいろいろと解説しましたが、
事前準備の精度次第で、
成約するかどうかが、ほぼ決まります。

しっかりとリサーチをして、
あとは面談の回数をこなしながら
成約率の高いヒアリングができるように準備してくださいね。

今回の内容が、
少しでも参考になれば幸いです。

それでは今日はこのへんで。


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