紅白歌合戦2023-3(終)
鹿児島にドカ雪が降った2010年から2011年にかけての年末年始、帰省中の中薗商店でも降雪の影響ははかりしれませんでした。
12月31日の昼間は店の前で牛乳屋さんの軽トラが立ち往生し、集落の人々と救出し街へ帰しました。
そして、迎えたメインイベントである「紅白歌合戦を見ながら川辺牛のすき焼きを食べ赤ワインを飲む」時間の到来です。
このために1年間、京都で働き続けたと言っても過言ではありません(過言です)。
さて、ガスコンロに火が灯りました。
それと同時にプツンとテレビが消え、家中の電気が落ちました。真っ暗闇のなかでガスコンロの火が家族の困り顔を照らしています。
「しばらくしたら、何事もなかったように電気がつく」
ロウソクの灯を頼りにすき焼きを食べ始めた家族を尻目に私は、電気復旧してから食べると決めて、ワインも飲まず携帯電話で九州電力の情報を調べてみました。
積雪の重みで電線が切れた。
みたいな情報が見つかりました。
滅多にない豪雪に九電の人たちも慣れていないでしょうし、今夜は大晦日です。
今年中の復旧は難しそうです。
紅白歌合戦は見られないか…NHKホールの人たちは鹿児島が停電だって知っているのだろうか…いや、知るよしもないか。
結局(は南極)、復旧したのは翌日のことで、紅白歌合戦は見られずじまいでした。
翻って、2023年の紅白歌合戦はというと、自宅のテレビを撤去したため見ませんでした。紅白歌合戦についてnoteでエラそうに3話も書いていながら情報はもっぱらX(旧Twitter)から仕入れています。
だから、見たようなふりしてダイジェストで全てを語っています。ごめんなさい。だって便利ですもの。
それにしても、視聴率も過去最低らしくそれはそれで仕方ないのかなと思います。むしろ善戦した、いやまだまだオバケコンテンツだなと感心さえします。
旧Jの影響やテレ東の「年忘れにっぽんの歌」にも負けず続けてください。
そして、今年の年末にも、けん玉企画はなくなっても三山ひろしが出演することを切に願っています。