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セコセコひろしげの最期
セコセコひろしげが県庁に現れた。「トゥギャザー!!」とフロアーに響き渡る大声を上げて「三つで五百円……」と受付に置いてあるミカンを見てつぶやいた。白目をむいて、両手でこめかみを押さえて倒れて、「がんばれがんばれ!!」と百回以上繰り返した。
セコセコひろしげがかけているメガネがずり落ちそうになって、
「キャァーーーーーッ!!!」
と絶叫してチンポを放り出した。
「違いのわかる男のゴールドブレンド」と言ってセコセコひろしげは舌を噛み切った。
そこに半笑いのデブが来た。デブは屁をこきながら独り言をほざいて、セコセコひろしげに手を合わせた。
セコセコひろしげはいまわのきわに、
「卵からプロテア」と言い、天にツバを吐き、ツバは自分の唇に落ちた。