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左翼

 ナルト人が寄り集まる◯◯県◯◯市に、現場主義の左翼主義者をもって任ずる崎宮が現れた。
「ナルト人差別を、許さん」と鼻息も荒く足取りも軽く、木刀片手に鋭い目をして差別主義者をさがした。
 崎宮の眼には、ナルト人は中途半端な連中に見えた。よって、ナルト人襲撃に命をかけたいと誓った。
 機関銃を裏ルートで仕入れて、女子供だろうが容赦なくタマをぶっ放し、ナルト人を殺した。崎宮は、害人を駆除した、と認識した。何だか腹が減って、韓国製の腕時計を見ると、八時十分が三時二分になり、五時五五分を差した。いつもと同じ夕暮れだった。

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