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熱い日々

 駄菓子屋でカズタカ君が何かを買おうとした。しかしカズタカ君は店主のおばさんに唸り声を上げて、おばさんは「えっ?!何?!うまい棒が欲しい?これで良いの??あっそう?!」と聞き返したが、
「アーウ」
 と、よだれを垂らして笑い続けた。
 おばさんは十円をカズタカ君に出させて、うまくない棒を渡した。
 カズタカ君は歩きながら、うまくない棒をむさぼり食い、バスが来るのを待った。
 バスが来ると、カズタカ君は嬉しそうな顔をした。走り出すバスの後ろを、犬がはりきって追いかけて行った。

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