人殺しワクチンシリーズ コスモス畑
ある日、中田チンポという医者が、体を掻きむしりながら私の家を訪ねてきた。彼は近所に住んでいて、年齢も近く、それなりに交流があった。現れた彼は、皮膚がただれていて、顔など形が分からない有様で、
「いったい、どうしたんだ!!」
と驚いて聞けば、
「少し前、外国人と揉めて、ワクチンが体に入った外国人が、歯ぎしりをして、このワクチンはお前がバラ撒いたものか!と因縁つけられてね。俺は知らないよって、言ったんだけど………」
「それで?」
「その男は、ワクチンは打つな!!と叫んで、そのまま帰った」
そう言うと、医者の全身はドロドロに溶けて、液体になり、何かダジャレを言った。私の眼前にコスモス畑が広がった。