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河野くそ太郎=END

  ボクは糞太郎だ。
 ボクは、総理大臣になりたく……ない。
 でも、脅されている。
 恐い。
 ボクが勝手に動いたら、家族もろとも殺される。
 ウェ〜〜ン。  
 そんなことは、善良な国民には言えない。
 今日、雑誌のインタビューを受ける予定だ。
 泣きたくなるのをこらえて、国会に向かった。
 インタビュー用の部屋で、坂上という人と向き合い、
「おう、何でも聞いてくれ」
 とボクは格好つけて言った。
「何でも聞いていいんですか?」
「言った通りだ。構わないよ」
 坂上は立ち上がり、ボクの前でベルトをゆるめて、尻をボクの鼻にくっつけて放屁した。
「無礼者!何するんだ!!」
 ボクが怒鳴ると、
「国会の中では、こういうことをした方が良いのです」
 と坂上が言った。
「俺をなめるな!!」
 ボクは坂上にいろいろ言おうとしたが、アゴが外れて、アゴが砕け散り、クソをもらしてクソの上にメガネを落としてしまった。
 

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