ケツ原彰晃
『怒り』。人が持つ感情で最も体に悪そうなのが怒りの感情である。
朝原祥子は怒りをおさえて、冷静にこう言い放った。
「私はアナタと違って安っぽい人間です。私からアナタに言いたいのは、アナタの体臭がヒド過ぎるから死ねこの野郎!!!そもそも、お前の顔が気に入らないからお前のすべてが気にいらない!ナメるんじゃない」
朝原祥子は相手を気に入らず、相手も朝原祥子を好きになれなかった。
そして殺し合いが始まり、お互いの心臓が刺されて停止してしまった。
朝原祥子は死ぬ手前に屁をこいた。相手はケツから血を吹いた。怒り死ぬことは、カッコイイもんじゃないし、ケツでもない。