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世襲馬鹿 武見はげ

 武見はげぞうは風呂に入って厚生省の今後について、いろいろと考えていた。頭がかゆくなり、シャンプーを頭にぶっかけた。それはレプリコンシャンプーだった。
「く、くせっ。何だこの臭いは」 
 武見はげぞうの頭部はかぶれて紫の斑点がいくつも浮き出て不気味な頭になった。それを鏡で見て慌てた武見はげぞうは風呂を出て父親に泣きついた。父親は腕を組んで「この頭は……お前、性転換するか?それで完治するぞ」と言った。
「本当?!今すぐ女になる。すぐに手術してもらおう」
 武見はげぞうは父親とデイープキスを一時間続けた。
「やったぜ。女になれた。紫の斑点もなくなったぞ」
 手術後の武見はげぞうは鏡を見て笑おうとしたら「今から泳ぎます」と口走って、近所の橋から200メートル下の川に向かって飛び込んだ。
「アハハ、アハハ、よかったね、俺。斑点が消えてよかったね」 
 武見はげぞうはクロールから背泳ぎに切り替えた。チンポを切っているので背泳ぎをしてもチンポがカラスに食われる心配がない。心の底から武見はげぞうは安堵した。体が沈んで、おっぱいのみ水面に浮かび、武見はげぞうは満足だった。


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